不動産のAI査定サービスを運営するコラビットは12月1日、人事制度を社員だけで作成した制度に改定した。
個人の能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指し、役員を除く社員だけで福利厚生・賃金規定・運用制度など、ゼロから人事制度を作成。社員一人ひとりが働き方について考え、価値観を共有することで、社員同士の理解が深まり関係性の強化とモチベーションの向上につながったという。
改定した制度の内容は次のとおり。
■個人のパフォーマンスの最大化
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祝日を勤務日としてその分を有給休暇として付与することで、働く・休むを個人が選択可能に。
参考:5年目以降の年間有給休暇日数は48日 -
勤務日数と給与等を8割に減らす「8割勤務制度」。副業や子育てとの両立が可能。
有給休暇と合わせれば週休4日の働き方も選択可能。 - FA(フリーエージェント)制度を使い興味関心のある部署への異動が可能。
- リモートワークや副業も可能にすることで業務効率や個人のキャリア形成を後押し。
- 福利厚生を極力少なくし運用コストを下げることで、給与水準をアップ。
■チームとしての課題解決力
- フレックスタイムの場合も長めのコアタイム(11時〜15時)を設定し、チーム活動を重視。
- 賞与は四半期に一度、会社の業績と連動させることで、会社の業績に興味を持てるように設計。
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