paizaは、ITエンジニア向けの転職・就職・学習プラットフォーム「paiza」を利用中の、エンジニアを志望する2023年卒の学生向けに、就職活動に関する調査を実施した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査内容:「2023年卒学生の就活状況調査」
- 調査期間:2021年12月3日~16日
- 調査方法:インターネットによる調査
- 調査対象:「paiza新卒」を利用中で、2023年卒業予定の学生
- 有効回答数:146人
就職活動の早期化がいっそう進んでいることが明らかに
就職活動の各段階について、いつから開始したかを質問したところ、2023年卒の学生では従来以上に就職活動の早期化が進んでいると判明。約4割が、2021年6月以前から自己分析や企業研究などを始めたと回答している。これは、2022年卒と比較すると7.8ポイント増であるという。その後、夏(同年8月)には就職活動する学生が6割に達し、秋(同年10月)までに約8割が開始している。
一方で、調査(2021年12月)の時点で就職活動を始めていない学生の割合は、2022年卒と比べて微減という結果となった。これは、もともと進学を中心に考えている層や、進路を迷っている層だと同社は推測している。
企業へのエントリーや応募の開始時期についても、2022年卒の回答より早期化が見られたものの、こちらは応募準備と比べると微増にとどまっているという。
同調査では、就職活動の開始時期のほかにも、以下の項目について調査している。
- 学生の志望業界
- 企業選びで重視する項目
- オンライン選考への対応状況
調査結果の詳細は、専用ページからダウンロードすることで確認できる。
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