iCAREは、働く人の健康づくりを支援する人事制度として、2月1日より「ファイブリングス・チャレンジ」を開始した。
ファイブリングス・チャレンジは、チームと事業の持続的な成長につなげるために、社員が就業時間のうち週2時間を使って「働くひとの健康づくり」のための企画を立案し、実行するという人事制度。企業からの「押し付けの健康づくり」ではなく、持続的な事業成長やチームの成長などのため、社員一人ひとりが就業時間中にチーム単位で自律的に健康づくりに取り組む。
同人事制度の方針・ルールは以下のとおり。
- Carelyファイブリングス(下図)に規定された5つのリングから、部署やチームごとに課題となっているものや実現したいものを選択(複数選択あり)
- チーム単位で取り組み、就業時間のうち週2時間を使って企画立案(期間は自由設定)
- 毎週のチームミーティングで成果に対するウィンセッションを実施
- 人事制度として実施するが、健康づくりの内容によって社員が不公平な扱いを受けることはない
同社で人事部長を務める高畠信一郎氏は、「社風や価値観を創るのは社員一人ひとりであり、自ら考え体現することは自分たちの会社や部署、そしてチームを強くすること・良くすることにつながり、問題解決能力の向上、コミュニケーション、思い切った自由な発想で闊達な意見交換など、この取り組みを通じて社内で大きな化学反応や行動変化が生まれることを期待しています」と述べている。
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