ディスコは、2023年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、3月1日時点での就職活動に関する調査を実施した。
調査の概要は以下のとおり。
- 調査対象:2023年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
- 回答者数:1302人(文系男子438人、文系女子382人、理系男子335人、理系女子147人)
- 調査方法:インターネット調査法
- 調査期間:2022年3月1日~6日
- サンプリング:キャリタス就活2023学生モニター
3月1日時点の志望業界
1位は「情報処理・ソフトウェア」、2位に「インターネットサービス」という結果となった。IT人気が続いている。
エントリー状況
1人あたりのエントリー社数の平均は19.6社で、前年同期(23.3社)より3.7社減少している。
セミナー・会社説明会の参加状況
参加社数の平均は、オンライン形式10.7社、会場型3.3社。いずれも前年より増加した。
企業研究を行う上で知りたい情報
「実際の仕事内容」が最多となった。次いで、「社風」「給与水準・平均年収」「求める人材像」が続いた。
選考試験の受験状況
ES提出者は8割(81.0%)、面接試験受験者は7割(70.8%)で、前年より増加している。また、平均社数については、エントリーシート6.3社、筆記4.6社、面接3.9社で、いずれも増加傾向が見られる。
3月1日現在の内定状況
内定率は28.6%で、前年同期実績(21.1%)を7.5ポイント上回った。また、内定企業の7割強(74.1%)が「インターンシップ参加企業」であった。活動終了者は全体の5.5%という結果となった。
本命企業(第一志望)の選考状況
「本命企業の選考(面接)はこれから」が56.1%、「現在受けている」が20.6%となった。
今後の就職活動の方針と終了希望時期
就活を終了したい時期は、選考解禁後の6月が最多であったが、3月や4月など早い時期のポイントが軒並み増加している。
詳細なレポートの内容は、同社が発行したPDFで確認できる。
【関連記事】
・パナソニックが2023年度採用計画を発表、事業会社ごとに選考・初期配属の確約・通年採用本格化など実施
・2023卒の内々定率を独自調査、結果を発表―学情
・2023年卒学生対象「就職人気企業ランキング」を発表、トップは4年連続あの企業―学情