インテリジェント ウェイブ(IWI)は、業界トップレベルの技術を持つ社員に職位を付与する「プロフェッショナル職制度」を7月に新設した。
同社は年に1度、社員向けに満足度調査を実施。「管理職にならないと給与が上がりにくい」といった声から、手当を充足化し役割を明確化するため、制度新設に至った。それに伴い、従来から取り組んでいた、優れた専門性を持つ社員に職位を与える「高度専門職制度」の見直しも行ったという。
プロフェッショナル職制度は、従来の高度専門職制度とは別に、極めて高度な専門性(業界および世界トップクラス)を有し、同社の社会価値向上に貢献すると認められた社員に「フェロー」もしくは「技監」の職位を与える制度。管理職社員や60代以上のシニア層社員も認定の対象となる。(図表1)
高度専門職制度の見直しについては、開発、営業、スタッフといった職種ごとに分かれていた職位を統合し、定義を明確化。高度専門職手当も増額し、管理職以外のキャリアパスを充足させたという。なお、各職位において、社員の持つ技能や専門性に応じた名称を新たに設けており、社員の専門性強化のためのモチベーション向上を図っているとのこと。社員は自薦および他薦にて申請を行い、社内認定を受けることで、高度専門職に就任できるとしている。(図表2)
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