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中途エンジニアの採用選考で最も重要視する点、「技術力」と「コミュニケーション能力」がほぼ同率―レバテック調べ

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 レバテックは、ITエンジニアの選考着眼点について調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要は以下のとおり。

  • 調査対象:中途採用担当者300名
  • 調査年月:2022年5月24日~5月27日
  • 調査方法:Webアンケート調査
  • 有効回答数:300名
  • 実査委託先:楽天インサイト

 調査結果について、レバテックは以下のように述べている。

選考で最も重要視する点、「技術力」と「コミュニケーション能力」がほぼ同率

 中途エンジニア採用において、選考で最も重要視している点は「技術力(48.0%)」だった。次いで「コミュニケーション能力(45.3%)」「転職理由(25.0%)」となった。即戦力人材のニーズが高まるエンジニア採用において、技術力だけでなく顧客や社内メンバーと円滑に連携できるかどうかも、エンジニアに求める重要な要素であることがうかがえる。

グラフ1
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 印象が良いプログラミングの自己学習経験について、1位は「外部の勉強会やイベントに参加する(37.7%)」という結果になった。次いで、「他のエンジニアと直接コミュニケーションを取る(36.0%)」「技術ブログや記事を読む(31.7%)」となった。1人で完結する学習方法ではなく、外部とのコミュニティ形成など他者を巻き込んだ取り組みのほうが、採用担当者からの印象が良いようだ。

 一方で、印象が良いプログラミングの自己学習経験として回答が少なかったのは、「YouTubeなどの動画サイトを見る(7.0%)」だった。次いで、「副業などで実務経験を積む(11.3%)」「リファレンスマニュアルを読む(18.3%)」となった。

グラフ2
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実務経験で最も評価が高いのは、「要件定義や設計などのシステムアーキテクチャ経験」

 エンジニアの実務経験の中で、評価が高い業務1位は「要件定義や設計などのシステムアーキテクチャ経験(47.3%)」、2位は「プロジェクトマネジメント経験(41.7%)」だった。多くの企業では、設計やマネジメント経験が高く評価されるようだ。次いで、「システムの保守・運用経験(31.3%)」「アルゴリズムの実装開発経験(24.0%)」となった。

グラフ3
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 業態別で見ると、自社開発企業では「要件定義や設計などのシステムアーキテクチャ経験(32.1%)」が最も多く、次いで「アルゴリズムの実装開発経験(26.9%)」「プロジェクトマネジメント経験(26.9%)」となった。

 SIerの場合、「プロジェクトマネジメント経験(55.2%)」「要件定義や設計などのシステムアーキテクチャ経験(54.0%)」が過半数を占め、次いで「システムの保守・運用経験(28.7%)」となった。SES・派遣では、「要件定義や設計などのシステムアーキテクチャ経験(54.7%)」が最も多く、次いで「システムの保守・運用経験(40.6%)」「プロジェクトマネジメント経験(35.9%)」だった。この結果から、どの企業でもプロジェクトマネジメント経験や要件定義・設計などの上流工程の経験が、比較的高く評価をしていることが読み取れる。

グラフ4
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選考の見送り理由、1位は「コミュニケーション能力が低い」

 エンジニアの中途採用において、評価が高いエンジニアの共通点で最も多かったのは「技術的なセンスや素養がある(36.0%)」だった。次いで、「顧客や関係者との調整力が高い(30.3%)」「マネジメント能力が高い(26.3%)」「論理的思考力や分析力に長けている(25.0%)」となった。前述の選考で重要視する着眼点と同様に、技術力だけでなく顧客折衝や社内調整などに必要なスキルを持っている人材が、高く評価されているようだ。

グラフ5
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 一方、選考の見送り理由で最も多いのは、「コミュニケーション能力が低い(39.3%)」だった。次いで、ほぼ同率で「技術力不足(38.3%)」の回答が多く、「人柄や性格面に懸念がある(26.3%)」「話に一貫性がない(24.0%)」となった。技術力が高くても、コミュニケーション能力や論理的思考力など、ヒューマンスキルが懸念で採用を見送るケースが多いことが明らかとなった。

グラフ6
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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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