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インタビュー《人材育成》| 新卒入社のオンボーディング

成長意欲のいっそう高い23卒生が「話を聞く耳を持ち」「早期退職しない」会社になるには

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 来春、新たに社会人の仲間入りを果たす23卒生は、大学入学当初からコロナ禍にあり、学生生活やアルバイトなど、あらゆる活動を制限されてきた。そうした彼ら・彼女らを迎え入れる企業では、どのように新人研修やオンボーディングの準備を行い、育成に取り組んでいけばよいのだろうか。マクドナルドやユニクロなどで長年、未経験者の人材育成に携わってきた株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン 代表取締役会長の有本均氏に話を聞いた。

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23卒生を定着させるために気をつけたいこと

──有本さんは23卒生の傾向をどのように捉えていらっしゃいますか。

 いわゆる一般的なZ世代と大きく変わらないと思うのですが、企業が注意したほうがよいポイントが4つあります。

 1つ目は、コロナ禍の経験が長かったことで、「自分が就職する会社は本当に倒産せずに、安定してビジネスを続けられるのか」といったことに対する不安感が、より強くなっていること。

 2つ目は、成長意欲が高いといわれる22卒生よりも、さらに23卒生は成長意欲が高まっている可能性があること。

 3つ目は、オンライン面接にも慣れている23卒生は、リモートワークに対する企業の姿勢と自身の価値観がマッチするかどうかによって、企業の評価が変わってくること。

 4つ目は、「働きやすい会社かどうか」を重視する傾向が強く、人間関係の良さを求めていること。

 これらの4つのポイントに配慮して受け入れ体制を整えておかなければ、早期離職につながる危険があると思います。人事の方にとっては、負担が大きいことですけどね。

有本 均氏
有本 均(ありもと ひとし)氏
株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン 代表取締役会長
1979年、日本マクドナルド(株)に入社。統括マネージャーなどを経て、教育責任者である「ハンバーガー大学」の学長に就任。2004年、(株)ファーストリテイリングに入社。「ユニクロ大学」の部長を務める。その後、外食・サービス業の代表、役員を歴任し、2012年、(株)ホスピタリティ&グローイング・ジャパンを設立。

──なるほど。オンラインとオフラインをうまく組み合わせながら、不安を取り除いてあげることが大切だといえそうですね。

 はい。今の時代、転職しようと思えば、すぐにできる時代ですよね。こうした売り手市場では、早い段階で会社が評価されてしまいます。最初の3ヵ月が肝心なんですよ。試用期間は従業員が試されるのではなく、会社が試されていると考えたほうがいい。

 今は基礎研修が終わった第2新卒を歓迎する企業はたくさんあって、その会社に固執する必要はどこにもないですから。選ばれる会社になれなければ、その時点で終わりです。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾品会社の社員、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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