IoT(Internet of Things)とは、モノのインターネットと呼ばれる技術。コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在するさまざまな物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続して相互に通信することで、自動認識や自動制御、遠隔計測を行うことなどを指す。
IoT検定は、IoTに関わる知識やスキルを可視化し、IoTをいっそう普及させることを目的として設置された資格試験。2016年5月より本試験が開始されているが、2016年12月より、プロメトリックとの契約締結により、全国の都道府県に会場が設置された。現在提供されているのは「IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ」で、この試験に合格すると、IoTプロフェッショナル・コーディネータ資格を得られる。
今回発表されたのは、2017年1月現在のIoTプロフェッショナル・コーディネータの有資格者数。全国分布を見ると東京都が52%、続いて神奈川、大阪府がトップ3を占めると大都市圏が多いが、その他の場所でも有資格者が増えてきていることがわかる。
このような背景を受け、IoT検定制度委員会はこちらでもお知らせした、2016年7月設立の「IoT検定プロフェッショナル・コミュニティ」を通じ、都市圏はもちろん、全国にIoTプロフェッショナル・コーディネータを配置して、地方創生の支援を表明している。