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HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

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HRzine Day 2024 Summer

2024年7月25日(木)10:30~17:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

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主要製品スペック一覧 2024

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人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
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タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

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ITエンジニア人事施策の3妙手 | 第2回

人事ができるエンジニア採用 ミスマッチを防ぐ選考プロセスの5つの手法

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 「優秀なITエンジニア(以下、エンジニア)を採用したい」と思っても、その方法に頭を抱える人事担当者も多いはず。本連載では、全3回にわたってエンジニアの採用から育成までを網羅し、”人事でもできる”開発組織の拡大を手助けします。前回は応募者を集める採用手法を解説しました。第2回となる今回は、応募が来た後の段階「人事でもできるエンジニアの選考プロセス設計」についてです。ミスマッチを生まないための選考プロセスを解説します。

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早期退職による損失は1人約500万円とも

 選考で重要なのは、半年〜3年以内といった早期退職につながるミスマッチ採用を極力減らすことです。弊社の試算では、早期退職(入社後半年で離職した場合)による損失は約485万円と算出されています。

損失となるコスト一覧
※1「マイナビ 中途採⽤状況調査2020年版PDF」より平均年間採用コスト916万円÷平均採用人数8.6人として算出。
※2「エンジニアの平均年収はいくら?【2022年最新版】全体平均と比べて○○円も高い! | コエテコキャンパス」よりエンジニア平均年収542万円×1.2×0.5(半年稼働分)として算出。
[画像クリックで拡大表示]

 採用したエンジニアの給与レンジによっては、数千万円までコストが増大することもあります。いかにミスマッチを防ぐことが重要か、数字として見ると改めて理解できますね。では、実際に選考プロセスで候補者を正しく見極めるにはどうしたらよいのでしょうか。

見るべき3つの技術的ポイント

 ここで紹介する3つのポイントはいずれも重要で、人事と採用担当エンジニアがともに理解しておく必要があります。

コーディングスキル

 基礎的なコンピューターサイエンスの知識を持って、手際よくコードが書けるかを評価する指標です。プログラミング言語を問わず、「配列やハッシュマップへの理解はあるか」といった一般的な知識を見ます。

 測る手段として最も効果的なのは、実際にコードを書いてもらうこと。簡単な関数を実装するアルゴリズム形式のコーディング試験は国内外で行われています。

専門知識

 コーディング結果だけでは分からない、プログラミング言語や開発環境に対する理解力を評価する指標です。採用対象のポジションを考慮し、実際の業務で自走できるほどの十分なスキルを備えているのかを判断します。

 これを測る方法には、「口頭面接のディスカッションで専門知識を問う」「専門知識が必要な技術課題を候補者に解いてもらう」などがあります。

システム設計力

 大規模、または複雑なシステムを設計できる力を備えているかを評価する指標です。システム構成に関する知識力や過去の経験を見るため、口頭面接やドローイングツールを用いた実技面接を行います。

 例えば、「Twitterのタイムラインを設計してください」といった課題を出し、面接官とともにホワイトボード上でシステム設計をするという「システムデザイン面接」を実践している企業もあります。

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エンジニア採用の選考手法

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ITエンジニア人事施策の3妙手連載記事一覧
この記事の著者

葛岡 宏祐(クズオカ コウスケ)

株式会社ハイヤールー 代表取締役 バックパッカーとして世界一周を経験後、独学でiOSのアプリを開発。旅行アプリ『AminGo』をリリース。2018年にAIエンジニアとして株式会社ディー・エヌ・エーに入社し、数々のイベントに登壇。2020年2月、画像検索プロジェクトのテックリードとして株式会社メルカ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/4370 2022/10/26 08:00

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