ROXXは、同社が開発・提供するオンライン完結型リファレンスチェックサービス「back check」のコンプライアンスチェック機能を、大企業向けにアップデートし、単独プランとして新たに提供開始する。
コロナ禍をきっかけとしたテレワークの浸透により、勤務環境が大きく変化し、企業における不正リスクが高まる傾向にあるという同社。また、昨今のESG投資および人的資本経営への関心度の高まりや、コーポレートガバナンス・コード改訂の動きなど、コンプライアンスのためのガバナンス強化が企業の注目を集めていることから、コンプライアンス対応の重要性が日々強まっている。
back checkは、書類選考や面接だけでは分からない採用候補者の経歴や実績に関する情報を、候補者の上司や同僚といった一緒に働いた経験のある第三者から取得できるサービス。2021年8月より、従来のリファレンスチェックサービスにオプション機能として新たに加える形で、反社会的勢力との関与や犯罪歴の有無などの基本的なコンプライアンスチェックを提供してきた。その後、2022年4月にはクレジットチェックやSNS行動歴なども含める形で機能を拡張。そして今回、機能アップデートを行い、新たに「back check コンプライアンスチェック」として、単独プランでの提供に至った。
サービスの特徴は以下のとおり。
- シームレスなチェックフロー:候補者の履歴書・職務経歴書を揃えるだけで、back check上で各種コンプライアンスチェックを一括で依頼。データ連携先である企業情報センターからの結果確認・ダウンロードまでをシームレスに行える
- 調査対象範囲:採用方針に合わせて、下記項目に関する情報収集が可能。反社会的勢力との関与(新聞データ)、取得資格情報(Web調査)、SNS行動歴(Web調査)、経歴調査(個別調査)、最終学歴(個別調査)など
- 採用計画にフレキシブルに対応:採用状況と候補者数に合わせて、契約内容を調整できる
なお、同サービスの申し込みは、同社の問い合わせフォームより登録。すでにback checkを導入している企業の担当者は、同社アドレス宛てにメールを送付する。
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