ProFutureの研究機関であるHR総研は、「若手人材の離職防止」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査期間:2022年10月17~24日
- 調査方法:Webアンケート
- 調査対象:企業の人事責任者
- 有効回答数:248件
若手人材の離職に対する課題感
若手人材の離職に対して、「課題感がある」が27%、「やや課題感がある」が36%だった。
【企業規模別】若手人材の離職に対する課題感の内容
企業規模を問わず、若手の離職は「次世代リーダー育成の停滞」が課題として高い結果となった。
実施している若手人材の離職防止を意識した取り組み
実施している若手人材の離職防止を意識した取り組みは、「評価時の面談」が最多で51%、次いで「サーベイ」37%となった。
実施している離職リスク早期把握のための取り組み
離職リスクを早期把握するための取り組みは、「社内コミュニケーションの活性化」が42%で最多だった。
なお、同調査の全結果データは、同社のWebサイトで確認できる。
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