PyQの主な特徴は次のとおり。
- 150時間でエンジニアになれる
- PyQ(パイキュー)の販売元ビープラウドによれば、本製品を仕様した同社実施のモニターテストで、プログラム未経験の人が平均150時間で、仕様書からプログラムが作れるようになるという。つまり、一日約2時間弱の学習を90日続ければ、エンジニアへの第一歩が踏み出せと試算できる。
- 作りながら学べる
- プログラミングを知識としてではなく、実際に手を動かしながら学べる。400問以上の問題を通して、自分の手でプログラムを書いた経験が得られる。また、問題のレベルは初心者から中級者を対象としている。
- 実務に近いコンテンツと解答を用意
- 学習コンテンツはすべて実務を元にして作られているので、プログラミングという仕事の感覚がつかめる。
そのほかビープラウドでは、Webブラウザがあれば学習が始められる、学習コンテンツがオンラインで自動的にアップデートされるといった特徴を挙げている。
Pythonは、AI(人工知能)や機械学習、ディープラーニングなどの分野で広く利用されていることから、最近注目を集めている言語。それ以外にもWebアプリケーション開発やビッグデータ処理、インフラ構築など、さまざまなプログラムで利用できる。文法がシンプルであるため、最初に学ぶ言語としても適している。
PyQの利用環境と利用料金は次のとおり。利用料金は月額で、すべて税込み。企業向けチームプランは10名までとなる。
動作確認済み環境
- Google Chrome(最新版)
- Firefox(最新版)
個人向け料金プラン
- ライト:2980円
- スタンダード:7980円
- メンター:2万9980円
- プレミアム:9万8000円
企業向けチームプラン
- チームライト:3万4800円
- チームスタンダード:8万4800円
- チームメンター:29万8000円
両プランの「ライト」版に含まれているのはPyQの使用のみ。「スタンダード」版にはメールサポートが加わり、「メンター」版にはさらにチャットサポートやオフライン連絡、追加課題とレビューが加わる。また、個人向けプランでは、スタンダード版にプレミアムサポートが付随したプレミアム版を提供。企業向けチームプランではすべてチーム機能が含まれている。
各プランの詳細はこちらを確認のこと。
なお、このサービスを販売開始したビープラウドは、代表取締役社長の佐藤治夫氏がPythonエンジニア育成推進協会で監事を、また同社の鈴木たかのり氏がPythonエンジニア認定基礎試験の試験問題監修を務めており、今後本格的な開始が予定されているPythonエンジニア認定資格とも関わりが深い。