就活会議は、同社が運営する「就活会議」の2025年卒業の学生会員に向けて、「インターンに関するアンケート」を実施した。
夏インターンに参加した学生は93%
夏インターンに参加したかを聞いたところ、「参加した」が93%であった。ほとんどの学生がインターンに参加しており、3年生の夏インターンに参加することが就職活動において定着していることが分かる。
また、夏インターンの参加目的を質問したところ、「企業理解のため」が84%と最も多く、次いで「本選考への優遇を得るため」(74%)、「仕事内容や職種の理解のため」が(71%)、「業界理解のため」(62%)と続いた。
秋冬インターンへの参加意欲は9割以上
今後、秋冬インターンに参加したいかを質問したところ、95%が「参加したい」と回答した。
続いて、秋冬インターンの参加目的を質問したところ、「本選考への優遇を得るため」が92%と最も多く、次いで「本選考に向けての練習のため」が65%となった。一方で、夏インターンの参加目的の上位であった「企業理解のため」「仕事内容や職種の理解のため」は減少していることが分かる。
秋冬インターンは対面での実施を希望する学生が9割
今後の秋冬インターンで参加したい形式について質問したところ、「WEB」(58%)、「対面」(90%)、「ハイブリッド」(37%)という結果となった。
また、秋冬インターンで希望する日数は「1日タイプ」が63%、「2~4日タイプ」が82%、「5日以上タイプ」が43%であった。
秋冬インターンで希望する内容は、「ワーク型」と「実務型」が83%で1位に並んだ。「セミナー型」を希望する学生は32%であった。
すでに内定を持っている学生は4%
最後に、本選考の進行状況を質問した。今回の回答者のうち、現時点ですでに内定を保有している学生は4%となった。また、本選考のエントリーシート提出や面接を受け始めている学生が20%、プレエントリーを含めると30%が本選考の活動を開始していることが分かる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年9月11~19日
- 調査対象:2025年卒業予定の就活会議会員
- 調査方法:Webアンケート
- 有効回答数:260名
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