IoT(Internet of Things:モノのインターネット)においては、さまざまな機器やシステムがつながって新たな価値が作り出されるが、その一方でシステムを形成する構成要素との間や他のシステムとの相互関係が複雑なものになり、従来の開発方法ではカバーしきれないことが課題となりつつある。このような環境変化に対応するための開発手法として注目を集めているのがシステムズエンジニアリングだ。
システムズエンジニアリングとは、システムの実現を成功させるために、技術分野には依存せずに、複数の専門分野にまたがる手段を指す。この場合のシステムとは、ハードウェアやソフトウェアはもちろん、情報や組織など、複数の要素が相互作用するあらゆるものを指す。
IPAが6月30日(金)に開催するセミナーでは、このシステムエンジニアリングについて、導入のきっかけ作りとして、その適用事例や有効性について企業の事例を交えて紹介する。
開催概要は次のとおり。
日時 | 2017年6月30日(金)13:30〜17:30 |
---|---|
場所 | 独立行政法人情報処理推進機構内 会議室(東京都文京区) |
定員 | 50名 |
参加費 |
2000円(税込み) |
申し込みには、IPA ソフトウェア高信頼化センター(SEC)の利用者登録が必要。また、ITコーディネータが参加すると、資格更新に必要となる実践力ポイントを獲得できる。