アルーは、企業のグローバル人材育成戦略を明確化し、階層別能力要件を体系化する「グローバル人材能力要件定義サービス」を開始した。
グローバル人材能力要件定義サービスでは、同社の「コンピテンシーマップ」の初期案をたたき台にして、企業の事業現場からのヒアリングや関係部署との議論を行い、その企業が描くグローバル戦略と、その戦略に沿ったグローバル人材の能力要件を定義し、体系化する。階層ごとの能力要件が可視化され、企業は、自社のグローバル戦略に沿った人材育成、採用、配置ならびに登用を、体系的かつ計画的に進めることができるという。
プロジェクトの流れ(例)は以下のとおり。
- キックオフ:方向性の確定、企業の要望確認、前提条件すり合わせ
- 第1回ワークショップ:能力要件の枠組み検討(2~4時間)、階層の数、各階層の役割や行動特性の項目などの決定→アルーにて1次案を作成
- 第2回ワークショップ:1次案の確認および改善点検討(2~4時間)→ミーティングの内容を踏まえ、同社にて修正案を作成
- キーパーソンコミュニケーション(場合によりアンケートに代替):企業のキーパーソンの意見のヒアリング→同社にて意見を反映させた修正案を作成
- 第3回ワークショップ:細部の確認、検証→同社にて最終案を作成
- 第4回ワークショップ:最終案の検証→同社にて完成版を作成
- 最終報告会:企業関係者に対する完成版の説明、次のステップに向けた課題の整理
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