学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「インターンシップ、オープンカンパニー」について調査した。
8割以上の学生が、「就業体験があるインターンシップに参加したい」と回答
就業体験があるインターンシップに「参加したい」と回答した学生が、81.9%に上る結果となった。「就業体験を通じて、希望する仕事に適性があるかを確かめたい」「インターンシップを通じて企業の雰囲気を知りたい」「実際の仕事を経験し、働くイメージを持ちたい」といった声が寄せられたという。
インターンシップは「リアルで参加したい」の学生が6割を超える
インターンシップに参加する際に希望する形式について、「リアル」と回答した学生は37.5%。「どちらかと言えばリアル」の26.4%を合わせると、6割以上の学生がリアルでの参加を希望していることが分かる。「企業の雰囲気や、実際に働く社員の熱量はリアルのほうが分かると思う」「実際に仕事を体験したい」「企業に訪問することで得られる情報もあると思う」「仕事を経験し、就職活動でアピールできる経験を得たい」といった声が寄せられた。
「就業体験を伴わないオープンカンパニーに参加したい」の回答が8割以上
企業セミナーやグループワークなど、就業体験を伴わないオープンカンパニーに「参加したい」と回答した学生は83.1%に上った。「社会人と直接対話ができる機会には積極的に参加したい」「業界理解や仕事理解を深めるために参加したい」「インターンシップに参加する企業を探すために、オープンカンパニーを活用したい」「特に興味のある企業はインターンシップに参加し、その他の企業はオープンカンパニーに参加するなど、メリハリをつけて就職活動準備をしたい」といった声が寄せられた。
オープンカンパニーは約半数が「リアルで参加したい」
オープンカンパニーに参加する際に希望する形式について、「リアル」と回答した学生は28.8%という結果に。「どちらかと言えばリアル」の22.9%を合わせると、51.7%の学生がリアルでの参加を希望していることが分かる。オープンカンパニーにリアルで参加を希望する学生の割合は、インターンシップと比較すると、12.2ポイント低い結果となった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
調査概要
- 調査期間:2024年4月15日~25日
- 調査機関:学情
- 調査対象:「あさがくナビ2026」へのサイト来訪者
- 有効回答数:963件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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