SmartHRは、同社が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」にて、組織づくりに必要な人事データの分析・解析が可能となる新機能「HRアナリティクス」を公開した。
HRアナリティクスは、入社手続きや雇用契約などの労務管理機能で収集したデータと、人事評価や従業員サーベイ・スキル管理機能などのタレントマネジメント機能で収集したデータを基に、現状を可視化し分析できる機能。
同機能の第1弾「マトリクス分析」は、年齢・役職・勤続年数・人事評価機能などとかけ合わせて組織の傾向を表示。人材の発掘・育成・離職分析などの組織のタレントマネジメントを促進するという。
同社は、マトリクス分析を皮切りに、より幅広い人事データの活用や部門をまたいだデータ分析の実現を目指すほか、売り上げデータなどを紐づけて組織の生産性分析を行う機能や、より人事データから示唆を得られる機能などの提供も検討している。
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