CLASSIXは、企業の人材育成・採用活動を支援するDXツール「jobルール365」をリリースした。
jobルール365は、企業の人材育成・採用活動をサポートするために設計されたeラーニングプラットフォーム。人事担当者の負担を増やすことなく、各企業内における労働条件や雇用契約内容、職場ルールなどを従業員に浸透させ、またその理解度を人事担当者が確認できるという。
jobルール365では、就業規則や社内ルールなどを動画で提供し、視聴後にクイズ形式で従業員に回答させることで、理解状況を確認し保存する。文章での周知に比べて、情報量、記憶への残りやすさ、細かなニュアンス、繰り返し確認できる、説明内容がばらつかない、などのメリットがあるという。これにより、人事担当者がそれぞれに説明を行わずに理解の促進と、習熟度を把握することが可能になり、入社手続き・社内教育など人事担当者と従業員の業務の効率化につながるとしている。
動画コンテンツは、各企業のオーダーメイドとなり、1枚の写真から自社の社長や人事担当者を登場させることが可能。また、架空のAIアバターでバーチャル人事担当者をつくり、活躍させることもできる。これにより、従業員は社長や人事担当者への親近感がわき、帰属意識が高まることが期待できるという。
また、jobルール365は経済産業省の「IT導入補助金2024」通常枠ITツールに採択されており、最大150万円の補助金申請枠が利用できるとのことだ。
同社は今後、jobルール365のサービス開始とともに、HR分野にAIやGPTを使った新しいサービスを順次展開するとしている。
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