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「25年はミドル人材を対象にした求人が増加」と転職コンサルタントの8割が予測—エン・ジャパン調べ

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 エン・ジャパンは、同社が運営する「ミドルの転職」上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「2025年ミドルの求人動向」についてアンケートを行った。

ミドル人材対象の求人が「増加している」と感じる

 転職コンサルタントに、“35歳以上”のミドル人材対象の求人増減は変化していると感じるか質問すると、「増加している」が33%、「どちらかといえば増加している」が39%と、72%が増加を感じていることが分かった。

 「増加している」と回答した人に対し、増えていると感じる“業種”を聞くと、トップ3は「メーカー」が46%、「IT・インターネット」が42%、「建設・不動産」が38%となった。さらに、増えていると感じる“職種”を聞くと、トップ3は「営業」が36%、「経理・財務・会計系」が35%、「経営企画・事業企画」が29%という結果に。

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 求人が増えている“ポジション”については、「課長クラス」が58%で最多。求人が増えている“エリア”は、「関東(1都3県)」が82%と、その他エリアと大きくポイントに差が出る結果となった。

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 一方、ミドル人材対象の求人が「減少している」と回答したコンサルタントに、減っていると感じる“業種”を聞くと、トップ3は「メーカー」が39%、「IT・インターネット」が39%、「建設・不動産」が32%となった。また、求人が減っていると感じる“職種”は「技術系(IT・Web・通信系)」が32%で最多となった。

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 加えて、減っていると感じる“ポジション”を聞くと、トップは「部長・次長クラス」が54%。なお、“エリア”は「関東(1都3県)」が68%で最も多く、増えている印象を抱く人もいれば、減少していると感じる人もいることが分かった。

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約8割が、2025年はミドル人材を対象とした求人が「増加」と予測

 2025年においてミドル人材を対象とした求人募集はどのように変化すると思うか聞いたところ、82%が「増加すると思う」と回答した。

 「増加すると思う」理由として、最も多かった回答は「若手人材の不足により、年齢幅を広げざるを得ない」が56%。次いで、「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えている」「管理職が不足している」が同率で39%と続いた。

 さらに、増加が見込まれる“業種”を聞くと、トップ3は「メーカー」が47%、「建設・不動産」が45%、「IT・インターネット」が44%となった。

 加えて、増加が見込まれる“職種”については、「経理・財務・会計系」が40%で最多となった。

 また、増加が見込まれる“年齢層”については「40代前半(40~44歳)」が72%、“年収帯”は「700万~799万円」が53%、“企業タイプ”は「中堅・中小企業」が79%、“ポジション”は「課長クラス」が64%と、それぞれ最もポイントが高い結果となった。

 一方、 2025年においてミドル人材を対象とした求人募集が「減少すると思う」と回答した人に理由を聞くと、「企業の採用自体が鈍化するため」「景気回復の兆しが見えないため」が36%で同率1位となった。

ミドル人材に企業が求めるスキルは「高いレベルでの業務遂行能力」

 転職コンサルタントに、ミドル人材の転職者に“採用企業が求めるスキル”を聞くと、「高いレベルでの業務遂行能力」が66%で最多となった。

 また、直近2〜3年と比較して、ミドル人材に求められるスキルは変化しているか質問すると、67%が「変化してきている」と回答した。

2025年はミドル人材にとって「転職に適した年だと思う」

 転職コンサルタントに、2025年はミドル人材にとって転職に適した年だと思うか聞いたところ、79%が「思う」と回答した。

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査対象:ミドルの転職を利用するコンサルタント
  • 調査期間:2024年10月24~31日
  • 有効回答数:231名

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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