SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

マネージャー層の6割が、“男らしさ”という固定概念にネガティブな影響を受けている—XTalent調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 XTalentは、20〜60代の男性を対象に、「“男らしさ”という固定概念が男性にもたらす影響」について調査・分析した。

半数以上が、職場で“男らしさ”によるプレッシャーを感じたことがある

 回答者の6割がこれまでの人生において、“男らしさ”による生きづらさやプレッシャーを感じたことがあると回答した。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 生きづらさを感じた時期で最も多かったのは「就職後」で、具体的な内容としては、1位「仕事や昇進に対して野心的でなければならない」、2位「大黒柱的な役割を求められる」、3位「育児や私生活にもっと時間を割きたくてもかなわない」が挙げられた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 職場における“男らしさ”によるプレッシャーを感じるかという設問に対しては、一般社員の2割、リーダー層の3割が「頻繁に感じたことがある」と回答。その職場の特徴として最も多く挙げられたのは「長時間労働が常態化している(良しとされている)」、次いで「多様な価値観を受け入れない雰囲気がある」「男性の育休取得率が低い」だった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

マネージャー層の6割が“男らしさ”に「ネガティブな影響を受けている」

 “男らしさ”という固定概念があなたに与える影響について、ポジティブとネガティブのどちらが大きいかを質問したところ、ー般社員〜マネージャー層ではポジティブよりもネガティブの割合のほうが大きく、役職が上がるにつれて影響の度合いも上がった。一方で、役職が上がるとポジティブの割合も増える傾向にあり、経営層になると大きく逆転し、ポジティブの割合が多い結果となった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 「ポジティブな影響」が大きいと回答したマネージャー層・経営層の理由を見てみると、「内申点や人事評価が良くなったと思われる(40代・マネージャー層)」「ツラい状態で踏ん張ろうと思えた(30代・マネージャー層)」「長時間労働を自然とできた(30代・経営層)」「自己肯定感を常に持っていられる(40代・経営層)」といった声が寄せられた。“男らしさ”を求められる職場で昇進を果たした意思決定層の生存者バイアスが、中間管理職から一般社員に対する過度なプレッシャーにつながっている可能性が考えられるという。

“男らしさ”のプレッシャーで「仕事のパフォーマンスが低下」は3割

 職場での“男らしさ”によるプレッシャーで何かに影響が出たかを聞いたところ、「仕事のパフォーマンス低下」が33.0%、「メンタルの不調」が32.1%となった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 また、プレッシャーから開放されたきっかけに関する設問には、休職・退職・転職・部署異動など、環境の変化を挙げた人が多かった。

「多様な生き方が尊重される文化の醸成」が求められている

 “男らしさ”による生きづらさを解消するために、何が必要だと思うか質問したところ、最も多かったのは「多様な生き方が尊重される文化の醸成」、次いで「職場の意識改革・個を尊重する制度などの導入」「学校教育の改善」「ロールモデルの創出」という結果になった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 実施期間:2024年10月28日~11月10日
  • アンケート対象者:20〜60代の男性
  • 有効回答数:109名
  • 調査主体:XTalent

【関連記事】
DE&I研修振り返りツールを開発 AIが研修効果や組織課題を可視化—Colorida Style
組織の課題を診断し、持続的成長につなげるプログラム 「DX組織クイックスキャン」を提供—電通デジタル
中小企業の7割が、若手人材の採用・育成・定着に課題を感じる 理由は価値観や働き方の違い—tri調べ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/6211 2024/11/20 17:30

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング