SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HR×Data Forum

2025年5月27日(火)@オンライン

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

インタビュー《メンタルヘルス》| 休職者の復職を支援するプログラム「リワーク」とは(AD)

メンタルヘルス不調を再発させない! 休む前より活躍できる復職支援「リワーク」で、社員の再休職を防ごう

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

人事が知るべき、リワークに通ってもらうためのポイント

 もちろん、リワークも魔法の杖ではない。吉田氏は人事へのアドバイスとして次のように話す。

 「休職した人は、まず睡眠障害などで日常生活が満足に送れない状態がほとんどです。そこから日常生活が徐々に送れるようになり、社会生活にも復帰し、職場に復帰する——と段階を踏みます。ある程度の日常生活が送れるようになったら、比較的早期にリワークの提案をするのがおすすめです。というのも、本人が体力的にほぼ万全の体調になってからリワークの話をしても『これからさらに数ヵ月をかけてリハビリをするのか』と感じてしまい、なかなか行く気になりません」(吉田氏)

 一般的にリワークに通う期間は3〜6ヵ月、ベスリのリワークでも2ヵ月間のプログラムに加え、産業医面談などで3.5ヵ月はかかる。「元気になったから働きたい」と思う本人にとって、さらに数ヵ月も復職が伸びるのはもどかしいだろう。休職から1ヵ月後くらいに、復職ステップとしてリワークを案内するのが、前向きに通ってもらうポイントだ。

 また、「ルール化」もおすすめ。休職者によってリワークに行く人/行かない人がいると「なぜ、自分だけ?」と感じてしまう人もいることから、「半年以上休職した人」「休職が2回目以上の人」といった形でルール化すると、納得感を持って通ってもらいやすいという。

 その他、リワーク施設側との連携も重要になる。

 「繰り返しになりますが、適応障害は、環境と個人の適応がうまくいかないことによって発症します。リワーク施設が本人の話だけ聞いてしまうと、偏った情報でリハビリをしてしまい、本来の原因に対する解決策を考えられずに復帰してしまうことにつながります。正しい解決策を考えるためにも、企業から休職者に関する情報を共有してもらえるとありがたいです」(吉田氏)

休職者の対応に先手を打って、自信を持って復職してもらおう

 現状、メンタルヘルス不調からの復職に関して、再発防止の観点から徹底的に取り組む企業はまだ少ない。企業ごとの対応もまちまちで、大企業では産業医面談を頻繁に実施していることもあるが、余力のない企業では診断書だけで従業員の状況を把握しているケースも多い。

 「診断書だけで判断すると、どうしても休職者への対応が後手に回りがちです。復帰した後も職場に適応できそうかしっかりと考えるためには、休職者と定期的にやり取りをして、体調を確認するとよいでしょう。また、リワークに通っているとはいえ受け身にならず、能動的に復帰までのステップを示すことが人事部門の役割です」(吉田氏)

 増加傾向にある休職者に対して、いかに自信を持って復帰してもらえるか。人手不足の昨今は、外部からの採用だけでなく、既存人材へのマネジメントも非常に重要といえる。企業だけでなく本人の幸せにもつながる手段の1つとして、リワークは今後広がっていきそうだ。

再休職を減らすリワークについて知りたい方へ

 産業医と総務人事がつくった、再発防止に本当に必要なリワークに興味を持たれた方は、詳細や復職体験記が読める「ベスリのリワーク」 をご覧ください。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

鬼頭勇大(キトウ ユウダイ)

 フリーライター・編集者。熱狂的カープファン。ビジネス系書籍編集、健保組合事務職、ビジネス系ウェブメディア副編集長を経て独立。飲食系から働き方、エンタープライズITまでビジネス全般にわたる幅広い領域の取材経験がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ベスリ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/6480 2025/04/02 10:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2025年5月27日(火)@オンライン

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング