SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HR×Data Forum

2025年5月27日(火)@オンライン

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

男性の6割が育児と仕事の両立のために「転職や部署異動をした・検討した」ことがある—XTalent調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 XTalentは、男性にアンケート調査を実施し、現代の男性がこうありたいと思い描く「理想の父親像」や、仕事と育児の理想的なバランスを発表した。

理想は「子どもやパートナーと対等に接し、積極的に家庭に関わる父親像」

 理想の父親像は、1位は「子どもの意思を尊重し、対話を大切にする」で79.9%、2位は「子どもと向き合い、ともに学び成長する」で75.4%、3位は「パートナーと対等に家事や育児に関わる」で70.1%と、子どもやパートナーと対等に接し、積極的に家庭に関わる父親像が上位にランクインした。一方で、従来の家父長制を思わせる「家長としての威厳・権威を示している」は8.3%、「子どもに弱さを見せない、強い存在である」は4.5%と、低い数値となっている。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

子どもの誕生により、9割が「仕事や家庭に対する考え方が変わった」

 仕事や家庭への考え方は、子どもの誕生により、7割が「大きく変化した」、2割が「多少は変化した」と回答した。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 さらに、具体的な変化内容としては、「柔軟な働き方への関心が強まった」「短い時間で高い成果を出そうと思うようになった」など、両立のため働き方や仕事のスタイルの改善に意識が向けられることが分かった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

理想のバランスは、9割が「仕事を中断しても専念したい・仕事と育児を両立したい」

 全回答者のうち7割が、「仕事と育児を両立したい」と回答した。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 さらに、「可能なら仕事をいったん中断してでも子育てに専念したい」と回答した人は、年代が若くなるほど、占める割合が高い傾向にあった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 また、リーダー層(主任、課長、係長) の95.6%が、育児への深いコミットや両立を理想としており、役職別で見ると最も高い数値を示していた。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

理想のバランスの実現を妨げている要因1位は「長時間労働」

 理想のバランスについては、3割が「実現できていない」と回答した。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 その理由として、7割が「仕事が忙しく時間が取れない」ことを理由としている。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 さらに、育児意欲にネガティブな影響を与えている職場の特徴として、「長時間労働が常態化している」「過剰な業務量」など、仕事における拘束時間が長い要因が上位に挙がった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

育児意欲に「ポジティブな影響」を与えている職場の特徴

 職場の精度や雰囲気が育児意欲にポジティブな影響をもたらすと回答した人に対し、その理由を聞いたところ、リモートワークやフレックス制度の導入など「柔軟な働き方ができる」ことと7割が回答。また、「育児に理解のある男性の上司がいる」「男性で育児休業の取得者や時短勤務を選択している人がいる」といった、職場における男性社員の育児への理解や実際の行動が、ポジティブな影響を与えていることが分かった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 子育てとのバランスを考えたときの理想の働き方としては、9割が「フルリモート」もしくは「出社とリモートのハイブリッド」と回答した。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

両立しやすい環境を求めて、6割が「転職や部署異動をした・検討した」

 4割が「転職や部署異動をしたことがある」あるいは「具体的に活動中、または近々実行に移す予定」と回答。さらに、「いずれ機会があれば実行したい」「考えたことはあるが行動はしていない」と答えた層を含めると、全体の6割が、子育てとの両立が難しい職場環境からの脱却を転職の動機として捉えていることが明らかになった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 実際に「行動に移した・移している段階」と回答した割合は、「一般社員」が57.6%、次いで「マネージャー層」が51.2%、「リーダー層」が38.9%の順で高い数値となった。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 実施期間:2025年5月7〜18日
  • アンケート対象者:20〜60代の男性
  • 有効回答数:264名
  • 調査主体:XTalent

【関連記事】
男性育休の課題は「業務負担の増加」が最多 「数値目標設定」に対応済みの企業は約3割—jinjer調べ
本当の退職理由を会社に伝えていない社員は半数以上 建前の1位は「家庭の事情」—日本人事経営研究室調べ
育児を理由に「退職・退職を検討した」は3人に1人 不安なことは「収入減少」が最多—マイナビ調べ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/6722 2025/05/29 15:10

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2025年5月27日(火)@オンライン

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング