JDLAの活動概要は次のとおり。
- 産業活用促進
- 公的機関や産業への提言
- 人材育成
- 国際連携
- 社会との対話
中でも、3. 人材育成については、ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業応用する能力を持つ人材(ジェネラリスト)と、ディープーラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材(エキスパート)の育成を目指す。各人材に対して、必要な知識やスキルセットを定義し、資格試験を行うとともに、協会が認定した事業者がトレーニングを提供するという。
資格試験については、ジェネラリスト向けの「G検定(ジェネラリスト検定)」と、エキスパート向けの「E検定(エンジニア資格)」発表されており、G検定については、初回試験が12月16日(土)に行われる予定だ。各試験の詳細は次表のとおり。なお、E資格の受験資格にある「JDLA認定プログラム」とは、高等教育機関や民間事業者が提供する教育プログラムで、JDLAが別途定める基準およびシラバスを満たすものになる。
試験名称 | JDLA Deep Learning for GENERAL 2017 |
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試験概要 | ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する |
受験資格 | 制限なし |
試験詳細 | 120分、知識問題(多肢選択式)、オンライン実施(自宅受験) |
出題問題 | シラバスより出題(推薦図書あり) |
受験料 | 1万2960円(税込み)程度、(初回学生は9720円) |
初回試験日時 | 12月16日(土)13:00〜15:00 |
申込み期間 | 11月17日(金)〜12月9日(土) |
試験名称 | JDLA Deep Learning for ENGINEER 2017 |
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試験概要 | ディープラーニングを実装するエンジニアの技能を認定する |
受験資格 | JDLA認定プログラムを終了していること |
試験詳細 | 会場試験(初回は東京・大阪)、知識問題(多肢選択式)と実技試験で構成 |
出題問題 | シラバスより、JDLA認定プログラム終了レベルの問題、仕様フレームワーク/ライブラリに依存しない問題を出題 |
受験料 | 3万2400円(税込み)予定 |
初回試験日時 | 2018年4月ごろの予定 |