Dayzは、問題社員対応に特化したSaaS「MONTAI」の試行版モニター募集を11月5日より開始した。MONTAIは、管理職や人事担当者が現場で直面する問題社員対応の業務プロセス改善・業務標準化をサポートするサービス。非定型な労務で発生する関係者の対応コストや実務にかかるストレスの負担を軽減し、労務リスクの抑制に寄与する。
MONTAIの主な機能は次のとおり。
- 記録:問題行動をスマホ・PCで即メモ・共有
- 現場で起きた社員の問題行動をスマートフォンやPCから素早く入力可能。「誰が」「いつ」「どんな行動をしたか」を事実として記録し、関係者に即時情報共有。対応の遅れや属人化を防ぐ。
- 管理:観察や注意・指導履歴の一元化
- 問題社員への対応履歴を一元管理し、必要な情報をすぐに抽出可能。社内ルールとの整合性を取りながら、公正かつ一貫性のある評価と指導を実現する。
- リスク対策:証跡を残して労務トラブルを未然に防ぐ
- 蓄積された観察記録や注意・指導履歴は、証跡として対象者の配置転換や懲戒処分などの人事措置を行う際の判断材料・裏付けの理由になる。また、弁護士や社会保険労務士の専門家に相談する際に必要な情報が整備できる。
試行版モニターの募集期間は11月5日から2026年2月28日までで、対象は経営者、管理職、人事労務担当者。「専用ページ」から申し込める。なお、正式リリースは2026年3月を予定している。
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