Bluemixは、IBMが提供するPaaS(Platform as a Service)型のクラウドサービスで、「IoT Foundation」サービスを利用すると、IoTデバイスからデータを受信するアプリケーションの構築が容易になる。今回の発表では、同社が開講してきた「IBM Bluemixエッセンシャル」トレーニングに、ハンズオン演習「IBM Bluemixアプリを対象とした、リモート制御のRaspberry Pi 2モニターを作成する」を追加。IoTデバイス実機(Raspberry Pi 2)を使用して、機器のリモート制御を行うアプリケ―ションを実際に作成し、Bluemixを使用したモバイルデータアプリケーションを開発、実装、検証するのに必要なスキルを修得できるようにする。
同社では、今回の演習追加によって「Bluemixがクラウドアプリケーション開発を効率化・短縮化することを体感いただける」と述べている。
主な受講対象者は、Webアプリケーション開発者。次のスキルを保持していることを前提条件としている。
- Webアプリケーション開発経験がある、もしくは自習している
- スクリプト言語で基本的なコーディングができる
- データベースを活用した開発経験がある、もしくは自習している
コースの概要は以下のとおり。日本語のテキストを使って日本語で講義を行う。詳細はグローバルナレッジのWebサイトを参照のこと。
コースの概要
- コース名:IBM Bluemix エッセンシャル ~IBM Bluemix上でのIoTアプリケーション開発~
- 講義日数:2日間
- 定価 :12万円(税抜)
- 初回日程:3月10日~3月11日
- 講義会場:グローバルナレッジ新宿ラーニングセンター
学習目標
- IBM Bluemixのアーキテクチャを説明する
- Bluemixをどう開始したらよいか説明する
- Bluemixアプリケーションを作成する
- Bluemixアプリケーションをデプロイし実行する
- Bluemix上で実行されるIBM SDK for Node.jsアプリケーションをどう作成するか説明する
- DevOpsサービスで使われるGitリポジトリを活用する
- REST APIの望ましいデータフォーマットとしてのJSONについて説明する
- Bluemixモバイルデータアプリケーションを導入する