本記事について(編集部)
本記事は、Google しごと検索の情報サイト「ググチエ」が、2019年2月5日に投稿したこちらの記事を、ググチエを運営する株式会社ウィルビーの協力により転載しているものです。
Googleしごと検索のフリーワード検索の下に表示される端末の位置情報がどのように影響しているのか
みなさんもGoogleしごと検索で検索した際に下記の表示を目にしたことがあると思います。
この表示は、検索に利用している端末の位置情報が表示されています。記事を執筆している筆者は、東京・静岡を行き来する生活をしているのですが、東京でGoogleしごと検索を検索すると、東京の地名が入っております。
さて、この位置情報ですが、どの程度求職者の検索結果に影響をしているのかご存知でしょうか? 下記は「営業 求人」というキーワードを「神奈川県」にあるPCと「愛知県」にあるPCで、同時刻に調べたときの検索結果です。
神奈川県が位置情報に指定されているPCの検索結果
愛知県が位置情報に指定されているPCの検索結果
見ていただくとわかりますが、神奈川県で検索した時は神奈川県の案件が、愛知県で検索した時は、愛知県の案件が表示されています。ちなみにシークレットブラウザで検証しておりますので、検索履歴も関係ないことがわかります(※シークレットブラウザでも位置情報は把握されてるんですね…)。
ちなみに「神奈川 営業 求人」というように、検索キーワードに地名を入れるとどうなるのでしょうか?
神奈川県が位置情報に指定されているPCの検索結果
愛知県が位置情報に指定されているPCの検索結果
こちらは完全に一致、というわけにはいかないのですが、「ヒンジの営業職」と「作業補助スタッフ」の求人案件はどちらも近い位置にあります。この画像では確認できないのですが、上位の案件は順位が多少違うだけで、どちらも似たような結果になっています。例えば神奈川県のPCだと5位の案件が、愛知県では7位になっている、というような誤差の範囲です。つまり、検索キーワードに地名が入っていれば、位置情報が示す影響力は少なく、地名が入っている場合は、検索結果が大きく変わるということがわかりました。
こちらの検証は、下記のググチエ記事でもご紹介しております。今回ご紹介した、位置情報の影響だけでなく、Googleしごと検索が表示されないブラウザについての検証結果についても言及しておりますので、ご興味のある方はこちらもご確認くださいませ。