ウォンテッドリーは、一部企業に対して限定公開していた社内報サービス「Internal Story」α版にアップデートを加え、Wantedlyの有料プラン利用企業を対象に申し込み不要のβ版として無償公開した。
Internal Storyは、自社メンバー限定で記事を配信できる社内報サービス。会社のビジョンや、ミッションを実現させるためのバリューの浸透を目的としている。α版リリース時からは、記事に対して感想などを投稿できる「コメント機能」や、社内の投稿一覧が見える「社内ポータル機能」が追加され、双方向コミュニケーションを強化した。α版リリースからの約2か月間で利用企業からのフィードバックを集め、機能改善を重ねた上でリリースに至ったという。
また、Internal Story β版の公開に合わせ、ウォンテッドリーでは同社のエンゲージメント領域の3サービス、従業員特典「Perk」、社内報「Internal Story」、コンディション・マネジメント「Pulse」をより活用しやすいものにすべく、各サービスの利用権限のカスタマイズ性を強化した。
具体的には、今回のアップデートではWantedlyの採用とエンゲージメント、それぞれ個別に必要な人に必要な分だけの権限を設定できるようになった。例えば「採用には携わらないため管理権限は不要だが、エンゲージメントサービスを自分のチーム向けに使いたい」というメンバーの要望にも対応できる。 ▼sub1.png
ユーザー登録もしやすくした。Wantedlyの採用・エンゲージメントの各サービスを従業員が利用するためには、Wantedly上で会社アカウントと従業員の個人アカウントを紐付け、会社のメンバーになる必要がある。従業員を招待し、会社のメンバーになってもらうためのシンプルな招待方法として、一括招待メールとG Suiteドメイン認証という2つを追加した。