KAKEAIは、コロナ禍において重要性と難しさが高まり続ける現場のマネジメントを支援するため、同社の社内人間関係改善クラウドサービス「カケアイ」に、「マネジメント強化・支援プラン」を追加した。
同社によれば、今年7月以降、カケアイの利用検討に関する企業からの問い合わせは、6月以前と比べ、月あたり約10倍に増加。また、主な問い合わせ内容として、「リモートワーク・テレワークとの共存を前提としてマネジメントを強化したいが、支援もセットでなければ現場がもたない」「実態が掴めず、効果的な支援や指導ができない」「即効性のあるマネジメント力強化が急務」「マネジャーがメンバーに向き合えていない」などの声が挙がっていた。
コロナ禍において、現場のマネジメントの重要性と難しさが高まり続けていると考えた同社は、これまで培ってきたテクノロジーや知見を用いて、強化と支援を両立させるプランとして「マネジメント強化・支援プラン」を追加するに至ったという。
マネジメント強化・支援プランのポイントは次のとおり。
- ①マネージャーとメンバーのコミュニケーションがズレない
- メンバーの状況や自分への期待が事前に分かるほか、自分自身の得意・不得意が分かり、マネージャー自身が改善の材料を手にできる。世の中のマネジャーのコツもヒントにできる。
②メンバーを動機づけ、力を引き出すための対話ができる メンバー一人ひとりの将来像をつかみ、強みや課題を明確に認識し合った上で、今の仕事を使ってメンバーの伸ばす方法とマネージャーとしての関わり方をすり合わせる。また、根っこを握り直し、動機づけ、力を引き出すための対話を補助する。
- ③優れたマネージャーの行動が組織全体の力に変わる
- 優れたマネージャーがメンバーに対して行っているアドバイスを、組織全体に展開する。具体的なヒントと刺激を伝播させてマネージャーの力を底上げし、組織全体のパフォーマンスを引き上げる。
- ④マネージャーの目を補い、早め早めの対応を促す
- 見えない・見ていない・分からない・分からないふりをなくし、マネージャーにタイムリーな対応を促す。早期にリスクをつかみ、メンバーを支援する。
- ⑤現場の実態をつかんでシャープに関われる
- やっているのか、やっていないのか、やっているができないのか。どこの誰が、何に困っているのか。これまでつかめていなかったメンバーの状態、マネジメントの実態を把握できる。そのため、適切なタイミングでの、適切な支援・指導につながる。