ニットは、同社が蓄積してきたオンラインイベントのノウハウをベースに、オンラインでの忘年会・新年会の企画から当日の司会・進行までを行うオンラインイベントサービスをリリースした。
2020年は、大手企業の92%が「忘年会の開催をしない」と判断している。しかし、忘年会などの社内イベントは、従業員同士でつながりを感じることができ、心理的安全性の醸成や全体の士気向上に寄与する。ニット自身、忘年会や新年会、社員旅行、期末の打ち上げなどはとても重要なものだと捉えているといい、オンラインでのイベントに関して、企業のニーズに合わせた設計と当日の司会・進行までを実施するサービスを提供開始した。
価格は30万円からで、依頼内容により変動する。同サービスの特徴は以下のとおり。
- ①コンテンツ設計
- オンラインでのイベントが盛り上がるためには、参加者の特徴や参加人数、運営側の意図を考慮し、コンテンツの設計を行う必要性がある。ニットは、これまで数多くのオンラインイベントを実施してきており、その実績とノウハウをもとにコンテンツ設計が行える。
- ②当日の仕切り
- 司会者は、画面越しに熱量を伝えながら、確実にイベントの進行をしつつ、全体・個別の表情を見ながら話を振ったり、チャット入力を誘導したり、と全員が楽しめるように目を光らせる必要がある。また、司会者のITリテラシーは必須。ニットからの司会者は、Zoomなどのオンライン面談ツールを駆使し、滞りなく進行していく。
- ③当日の盛り上げ
- オンライン面談ツールには、コミュニケーションが一方通行になる特性がある。また、顔出しをしないまま会がスタートすると、参加者の温度感は冷めていってしまう。そのため、チャットの利用や少人数で会話するタイミングを入れ、全員が楽しめるような設計が必要となる。そこで、参加者が飽きないようなインタラクティブな仕掛けをサポートする。