学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、20代の転職希望者を対象に「転職意向」に関してインターネットアンケートを実施した。
「社会人になる前から転職を視野に入れていた」20代が6割近く
転職に対するイメージについて、社会人になる前から転職することを視野に入れていたか質問したところ、「はい」が57.9%、「いいえ」が42.1%だった。
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「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあった」は7割超
転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあったか聞いたところ、迷った人は72.0%、迷うことがなかった人は28.0%だった。
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転職すべきか迷った理由は「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」
転職すべきか迷った理由を聞くと、「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」が60.7%で最多となり、次いで「転職をするにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」が59.6%、「自分の市場価値が分からなかったから」が50.3%、「希望する転職先を見つけられるか分からないから」が45.9%、「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』と言われているから」が45.4%と続いた。
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転職を迷わなかった理由は「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」
一方、転職すべきか迷わなかった理由を聞くと、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が66.2%で最も多く、次いで「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」が42.3%、「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」が40.8%と続いた。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年8月2~18日
- 調査機関:学情
- 調査対象:20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)
- 有効回答数:303件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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