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早期離職による企業の損失額は「640万円」 31%が入社から半年以内の離職を経験—エン・ジャパン調べ

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 エン・ジャパンは、同社が運営する総合転職サイト「エン転職」上で、ユーザーを対象に「早期離職」についてアンケートを行った。

31%が入社から半年以内の「早期離職」を経験

 入社して半年以内の「早期離職」を経験したことはあるか質問すると、31%が「ある」と回答。年代別での大きな差は見られなかった(20代:32%、30代:34%、40代以上:30%)。

 早期離職の経験者に、早期離職を後悔したことがあるかを聞くと、20%が「ある」と回答。年代別では20代:27%、30代:21%、40代以上:17%で、若い年代ほど後悔する傾向にあることが分かった。

 また、後悔した理由の第1位は「転職活動が大変になった」で66%だった。

早期離職した際の職種、上位は「営業職」「バックオフィス・事務系」

 早期離職を経験したことがある人に、辞めた際の職種を聞いたところ、「営業系」が22%、「バックオフィス・事務系」が21%となった。

早期離職の理由は「入社前に聞いていた情報と違った」「ハラスメントに遭った」

 早期離職を経験したことがある人に離職の理由を聞くと、「入社前に聞いていた情報と違ったから」が38%で最も多く、次いで「ハラスメントに遭ったから」が30%と続いた。自由記述のコメントでは、「入社前に聞いていた手厚い教育制度がまったくなかった」「新人研修の横で、管理者が職員を罵倒していた」などの声が寄せられた。

 どのような条件・制度、事前情報があれば早期離職しなかったと思うか質問したところ、「事前にネガティブな情報も聞いている」が44%で最多となり、次いで「良好な人間関係がある」が43%と続いた。

入社から半年で早期離職が発生した場合、企業の損失額は「640万円」

 調査とあわせ、採用6ヵ月以内に退職した場合に企業が被る損失を試算したところ、企業の損失額は1名あたり「640万円」となった。

 内訳は次のとおり(年収600万円ほどの人材が、6ヵ月で早期離職をした場合)。

採用費用 180万円 人材紹介エージェントへの成功報酬など、採用活動で発生した費用
採用関連人件費 20万円 人事担当者や現場管理職が、書類選考や面接に要した人件費
在籍人件費 360万円 在籍期間中(6ヵ月)に支払った給与・社会保険料など
教育研修費 18万円 退職者に対して実施した入社研修やOJTにかかった費用
業務引継費用 20万円 後任者への業務引継に要した人件費(10日分の給与と仮定)
引き留め面談費用 6万円 退職の申し出を受け、上司が面談に要した人件費
マネジメント費用 36万円 退職のマネジメントを行った上司の人件費
合計 640万円

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査対象:エン転職を利用するユーザー
  • 調査期間:2025年7月1日~8月3日
  • 有効回答数:2502名

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