SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

管理職は部下の評価が正しくできているかが不安―パーソルプロセス&テクノロジー

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 パーソルプロセス&テクノロジーは、一般社員や管理職が、テレワーク中の自身や部下に対する評価についてどのように感じているのか、その意識・実態を把握するために、会社員500名(一般社員250名、部下のいる管理職250名)を対象に調査を実施。テレワーク中の社員評価についての調査結果を発表した。調査期間は2020年11月20日~11月24日。

 テレワークの頻度は、「週1日程度」と「週2~3日程度」で合わせると6割を超えている。テレワークの実態として、6割以上は週の半分以上出社しテレワークを活用していることが分かった。

[画像クリックで拡大表示]

 一般社員に対し、出社勤務時とテレワーク勤務時で、「上司への進捗報告」業務についての変化を聞いたところ、「やりにくくなった」「どちらかというとやりにくくなった」が36%だった。

[画像クリックで拡大表示]

 同じく管理職に対し「部下への仕事の指示出しや進捗確認」への変化を聞くと、49.2%と「上司への進捗報告」に対し13.2ポイント高く、上司と部下とのやり取りにおいて、上司がよりやりにくさを感じていることが分かった。

[画像クリックで拡大表示]

 テレワークの実施に伴い、人事評価における仕組みの変化について聞くと、「変わっていない」が6割と多く、「変更された」と答えた人は1割に満たなかった。「変更された」「変更を予定している」と合わせても2割程度であった。

[画像クリックで拡大表示]

 そのようなテレワーク環境下で、「自分の評価が正当にされているか、不安」だと感じたことがあるか聞いたところ、全体では42.6%が不安を感じる(「感じたことがある」「少し感じたことがある」の合算)と答えた。その内訳をテレワーク開始時期別で見ると、不安を感じるのは3か月くらい前から開始した人は64.0%に対し、新型コロナウイルス感染拡大以前からテレワークを行っていた人は31.6%であり、テレワークの経験が浅いと回答した人ほど不安に感じる人の割合が高いことが分かる。

[画像クリックで拡大表示]

 さらに、一般社員と管理職ごとに見ると、一般社員は39.6%、管理職は45.6%と、管理職がより自分の評価に不安を感じていることが分かる。

[画像クリックで拡大表示]

 一方で、管理職にのみ「部下の評価が正しく行えているのか、不安」だと感じたことがあるか聞くと、52.4%と自分の評価よりも高い数値となり、管理職が自分よりも部下の評価に不安を感じていることが分かった。

[画像クリックで拡大表示]

 テレワークで仕事をしている際、1日の仕事の終わり時が分からず長時間労働になった経験があるかを聞いたところ、全体で58.0%と約6割が経験があったと答えた。

[画像クリックで拡大表示]

 テレワークでの勤務状況を客観的に把握するためのツールに関して利用意向(管理職に対しては部下に利用させたい意向)を聞いたところ、勤務時間を見える化し、サービス残業や未申告の休日業務との乖離を把握する「労働時間の乖離把握ツール」は一般社員が45.6%、管理職は61.2%が利用したいと考えていることが分かった。

[画像クリックで拡大表示]

 また、業務ソフトの稼働や、キーボード・マウスの入力状況が分かる「仕事実態の可視化ツール」については、一般社員が21.2%、管理職は29.6%が利用したいと考えている。

[画像クリックで拡大表示]

 利用させたい理由として、労働時間の乖離把握ツールでは、「サービス残業は不当だと思う」「ちゃんと権利を主張できる」「平等に評価できる」などが挙げられた。また、仕事実態の可視化ツールでは、「進捗具合や取り組みの評価に出来る」「業務改善のヒントにつながるかも」「業務量と質の適切さを、把握しやすい」などが挙がっている。

 また、テレワーク勤務に対する、家族からの評価を聞いたところ、全体では42%が好意的だった。

[画像クリックで拡大表示]

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/2757 2020/12/17 01:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング