エンディングキャリアは、1月1日に人事部長出向サービス「プロサポ人事」をリリースしたことを発表した。中小・ベンチャー企業の発展とシニア人材の雇用創出を目的としており、人事プロフェッショナルが中小・ベンチャー企業の人事課題をハンズオン支援する。
人事部長は経営者や部下の相談に乗ることはあるが、自分の悩みを打ち明ける相手がいないポジションである。人や組織についての悩みがあっても相談相手がおらず、自分一人ではアイデアに限界もある。プロサポ人事は、そのような課題を解決すべく、人事プロフェッショナルが企業の人事部長、もしくは部長補佐として働くことで、企業の発展につながるよう支援する。
サービスの特徴は次のとおり。
- 業界に精通した人事プロフェッショナルが出向
- 業界を知らない人に、業界事情を理解してもらうことは大変である。さらに、支援者から上から目線で物事を言われたりしないよう、はじめから業界に精通した人物を出向させる。
- 企業の文化や意思を尊重し、否定しない
- 時折、企業のカルチャーや意思を否定する支援者がいるというが、同社はそれを禁止。コーチングやカウンセリングの技法を取り入れて、企業が主体的に行動したくなるように促していく。
- 同社の総力を挙げて出向者をバックアップ
- 同社所属のプロフェッショナルの知恵を集結して課題解決をバックアップ。プロフェッショナルといえども経験やスキルには限度がある。そのため、同社はチームで企業を支援する。
サービス導入の流れは、無料相談から始まり、出向候補者の紹介、合意に至った場合は業務委託委任契約の締結となる。月額出向費は20万円~、契約期間は3か月~。