フルリモートOKの遠隔勤務制度を導入―ぐるなび

　ぐるなびは、働く場所にとらわれないことによる生産性のさらなる向上と働き方の柔軟性・多様性の実現に向けて、4月1日より遠隔勤務制度を導入した。

　ぐるなびでは、介護、転勤帯同、中途採用による特別措置として約10名の社員を対象に、遠隔勤務を試験的に導入してきた。介護や転勤帯同においては退職せずキャリアを継続できるメリット、中途採用においては遠隔地在住の優秀人材を採用できるメリットがあり、また業務も問題なく遂行できていることから、今回、制度としての導入に至ったという。

　同制度では、配属拠点の最寄り駅まで乗車距離が片道120km以上に位置する居住地転居を伴う働き方を認め、通勤困難な遠隔地でのフルリモートによる就業を可能とした。まずは、介護・看護・転勤帯同・治療などの事由がある社員や、遠隔地での勤務を条件として入社した新規中途入社者を対象とし、今後も対象社員の拡大を検討していく予定。

　同社は、今後も多様な人材が幅広く活躍できる働き方を目指して、働きやすさとやりがいの両面で環境を整備し、社員の働きがいを向上させるとともに、新しい働き方をさらに推進していくとしている。