タレンタは、野村アセットマネジメントが22卒新卒採用選考において、オンデマンド（録画）型の面接データを分析して社会人基礎力を測定する「HireVue AIアセスメント」の導入を決定したと発表した。
野村アセットマネジメントは、求める人物像に合致した候補者とのマッチングの実現を目的に選考プロセスを設計してきたが、非対面選考の一つとして事前に定義された質問に回答し、録画データを提出するオンデマンド面接を導入する。その評価分析にあたり、HireVue AIアセスメントが評価するコンピテンシー（指標）が、野村アセットマネジメントの定義する採用基準指標と整合する点が認められた。また、AI開発過程やデータサンプルの信頼性への期待もあり、導入が決定した。
この導入を通じて従来よりも多くの候補者を後続の選考対象とすることで、多様性のある採用選考の実現を狙う。また、将来は自社の採用基準の重みに合わせてチューニングし、より求める人物像に適応するAIモデルの実装を目指す。
タレンタでは、採用選考における候補者・企業の負担軽減と、透明性のある公平な選考を実現させるため、AIアセスメントの開発と提供に取り組んでいくとしている。
