エクサウィザーズは、イオンが進める2030年度に向けた中長期経営計画の実現に向け、次世代の経営幹部候補の可視化・育成を2026年2月より支援していると発表した。イオンが創業以来培ってきた経営理念・行動原則を体系化した「経営知見(Regulus:レグルス)」を判断の軸に、エクサウイザーズの人材アセスメント「DIA ver3.0」を掛け合わせた可視化と、AIロールプレイングサービス「エクサベース ロープレ」による訓練を、経営幹部候補の育成プログラムで活用する。
同社はこれまで法人向け生成AIツールやDIAの提供を通じてイオンのAI活用推進やデジタル人材の育成・発掘を支援してきたが、今回は支援範囲を人材育成戦略全体へ広げ、HRコンサルティングとAIを組み合わせた形で伴走する。
取り組みのポイントは、「多数の候補者を同一基準で判定すること」「訓練による成長度を同一基準で確認すること」「人事・本人双方への判定根拠を明示したフィードバック」の3点。職務経歴の文章や行動と思考の様式などをAIでデータとして解析できるようになり、100人規模でも同一基準での判定が可能になったという。
育成プログラムでは3つの仕組みを活用する。
1つ目は「Regulusアセスメント(経営知見×DIA)」で、行動原則の1つひとつにDIAの項目をひも付け、体現状況と推奨する育成アクションをレポートとして出力。研修修了時に再受検することで育成期間中の変化を同じ基準で確認できる。
2つ目は「エクサベース ロープレ」で、経営理念を反映したAIアバターとの対話を通じてコーチングや理念を自分の言葉で語る力を訓練し、その判断が経営理念・行動原則に沿っているかを評価する。
3つ目は研修の成果発表で提出された企画・提案を、提案の完成度と職位に期待される経営視座の2軸で評価する仕組み。
両社は今後、DIA ver3.0とエクサベース ロープレを活用した施策の効果検証を進め、研修の場にとどまらない日常的な活用へ広げていくとしている。
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