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「高校新卒採用についての動向調査21年(6月)」を公開―ジンジブ調べ

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 企業の高校新卒採用支援を行うジンジブは、新卒採用担当者向けに2022年卒の採用計画や採用活動、就職活動のあり方に関する調査を実施し、結果を発表した。調査期間は2021年6月14日~6月16日で、有効回答数は496人(うち高卒採用実施は227人)。

 2022年卒の大学・大学院・短大・専門卒採用の募集人数の増減について質問したところ、「増やす」が23.6%、「変わらない」が49.3%、「減らす」が17.9%、「新たに始める」が1.8%、「採用を辞める」が0.9%、「未定・分からない」が6.4%だった。2021年3月末に行った同調査と比較し、「増やす」の回答が4.6ポイント上昇している。

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 2022年度の高卒採用の募集人数の増減について質問したところ、「増やす」が25.6%、「変わらない」が42.7%、「減らす」が18.9%、「新たに始める」が1.8%、「採用を辞める」が1.3%、「未定・分からない」が9.7%だった。「増やす」の回答が前回調査(2021年3月末)と比較し8.6ポイント上昇、また「増やす」「変わらない」「新たにはじめる」を合わせて70.1%と高卒採用意欲が上昇していることが分かる。

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 高卒採用経験が1~3年目の企業の回答を見てみると「増やす」が46.6%と、全体の数値と比較して21ポイント高い結果となっており、近年で採用活動を始めた企業は更に高卒採用に意欲的であることが分かる。

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 2022年度の高卒採用の募集人数を「増やす・変わらない・新たに始める」理由について質問したところ、「人材不足のため」が64.8%、「コロナ禍が収束すると見通すため」が32.1%、「昨年採用に成功した・いい人材が採用できたため」が18.2%、「高卒人材への需要が高まったため」17.0%、「去年より経営状況が好転したため」が16.4%だった。

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 2022年度の高卒採用の募集人数を「減らす・採用を止める」理由について質問したところ、「コロナ禍の収束の見通しが立たないため」が67.4%、「コロナ禍により経営状況が悪化したため」が43.5%、「高卒人材への需要が減ったため」が13.0%、「昨年良い人材が採用できなかったため」が8.7%、「昨年採用で充足したため」が6.5%だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている企業が多いことが分かる。

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 高卒採用を始めた理由について、高卒採用を始めて1~2年目の人に質問したところ、「若手人材の採用」が57.7%、「コロナ禍が採用のチャンスだと感じたため」が23.1%、「業績が向上し人員拡大が必要なため」が15.4%、「採用費が抑えられるため」が11.5%だった。

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 コロナ禍2年目の高卒採用活動において、昨年と違う不安について質問したところ、「高校訪問ができる数が少なくなるのではないか」が32.6%、「職場見学の数が減るのではないか」が32.1%、「業績予測が見通せず採用計画が立てられない」が31.2%、「高校生に情報が届かないのではないか」が28.4%、「応募の数が減るのではないか」が28.0%、「オンライン職場見学・面接の対応」が23.9%だった。

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 2022年度の高卒採用の職場見学の受入について質問したところ、「リアルで実施する」が34.4%、「オンラインで実施する」が16.3%、「リアル・オンラインどちらも実施する」が31.7%、「実施しない」が11.3%、「分からない」が6.3%だった。

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 2022年度の高卒採用でのオンラインの導入について質問したところ、「昨年より前から導入している」が10.1%、「昨年から導入した」が35.2%、「今年から導入予定」が10.6%、「導入を検討している」が15%、「導入はしない」が22%、「分からない」が7%だった。

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 2022年度の高卒採用でのオンラインの導入予定について質問したところ、1位が「会社説明会」、2位が「面接」、3位が「高校の進路指導教員との打合せ」、4位が「職場見学」、5位が「内定者懇親会」だった。

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 高卒人材の採用成功のために効果的な機会について質問したところ、1位「高校の担当教諭との意見交換の場」の52.9%、2位「高校生と直接接点が取れる就活イベントの活用」の50.2%、3位「ハローワークによる求人求職情報の充実」の36.6%、続いて「民間の支援会社による求人情報の充実」、「学校斡旋による就職の仕組みの緩和・改訂」、「民間の支援会社によるマッチング」、「高校生の自由就活(自己開拓による就活)の活性化」だった。

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 学校斡旋による就職の仕組みの緩和・改善したほうがよいと思う点について質問したところ、1位が「生徒へのPR」、2位が「求人情報の公開時期」、3位が「一人一社制」、4位が「求人票」、5位が「応募開始時期」、6位が「内定時期の研修実施」だった。

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 2021年卒で入社した高卒人材の中ですでに離職した人がいるか質問したところ、「いる」が36.8%、「いない」が60.6%、「答えられない」が3.2%だった。

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 新卒採用の担当者に、機会があれば卒業後も進路が未決定の高校生や、入社半年以内に離職した高卒人材の採用に興味があるかを質問したところ、「ある」が65.6%、「ない」が34.4%と回答した。

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 卒業後も進路が未決定の高校生や、入社半年以内に離職した高卒人材の採用に「興味がある」と回答した人に理由を質問したところ、1位が同率で「多様な生徒の採用活動を行いたいため」「将来の成長など可能性を感じるため」、3位が「時期に左右されずに採用を行えるため」、4位が「進路決定の有無にかかわらず高卒人材に興味があるため」、5位が「中途採用に比べ人材育成のしやすさがあるから」だった。

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 卒業後も進路が未決定の高校生や、入社半年以内に離職した高卒人材の採用に「興味がない」と回答した人に理由を質問したところ、1位が「一括して人材育成を行いたいため」、2位が「コミュニケーションなどで不安があるため」、3位が「卒業直後の生徒を採用したいため」だった。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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