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HRzineニュース

「キャリア開発支援の相談相手としてAIを受け入れる」と83%が回答―日本オラクル

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 日本オラクルは、コロナ禍でのキャリアに対する意識の変化やAIの活用に関する調査「AI@Work」の日本における結果を公表した。同調査はオラクルと人事関連調査・コンサルティング会社Workplace Intelligenceによって、13か国、1万4600人以上の従業員、マネージャー、人事部門リーダー、経営層を対象として実施。約1000人が対象となった日本の調査結果では、パンデミック以降、多くの人々が孤独感などを感じているものの、自分の将来を見つめ直す機会を得たことで、自身のキャリア開発に対して前向きであることが明らかとなった。

 パンデミックにより1年以上にわたって行動が制限され、不安定な状態が続いたため、多くの従業員が不安を抱き、自らの人生やキャリアのコントロールが難しいと感じている。2020年は、67%がマイナスの影響を受けたと回答し、経済的に困窮(24%)、メンタルヘルスの悪化(24%)、実生活からの疎外感(13%)、仕事に対する意欲の減退(11%)を経験した。2021年は、50%が職業人生で最もストレスの多い年であると回答し、45%が、2020年より2021年のほうが就業中にメンタルヘルスの問題で苦しむ機会が多いと回答している。

 パンデミック以降、私生活と仕事をほとんどコントロールできていない、または全くコントロールできていないと感じている人の数は46%増加した。また、自分の将来(43%)、キャリア(42%)、私生活(41%)、人間関係(35%)のコントロールが難しくなったと回答している。67%が私生活に行き詰まりを感じており、同じ習慣を繰り返している(30%)、将来に不安を感じている、(28%)、あるいはかつてないほどの孤独を感じている(28%)と回答した。

 昨年の苦しい状況を経験してもなお、世界中の人々は、自身のキャリアに変化を起こすことを前向きに考えている。86%がこの1年で自分の人生について振り返ることがあったと回答しており、78%はパンデミック以降、自分にとっての成功の意味が変わったと回答した。現在の最優先事項としては、ワークライフバランス(30%)、メンタルヘルス(30%)、自由度の高い働き方(24%)が挙げられている。

 66%が、仕事で行き詰まりを感じており、その理由として、キャリアアップの機会がない(22%)、変化を起こすことに恐れを感じている(17%)と回答している。また、61%が、仕事での閉塞感が私生活にも悪い影響を与えたと回答しており、その理由として、ストレスや心配の増大(33%)、私生活での閉塞感の助長(22%)、私生活への関心の低下(22%)と回答。64%は、変化を起こす準備ができていると回答する一方で、72%は大きな困難に直面していると答えている。 特に多く挙げられたポイントは、経済的な不安定さ(21%)、どのようなキャリア選択が自身にとって有益か分からない(18%)、自信がない(17%)、社内に成長機会がない(17%)がある。

 2022年に向けた最優先課題として仕事面での成長が挙がっており、キャリアアップの機会を増やすためであれば、休暇(36%)や賞与(30%)、さらには給与の一部(29%)など、主要な福利厚生の犠牲も厭わないと回答している。しかし、従業員の77%は、企業の支援に満足していない。昇給(27%)、学習やスキル開発の機会(26%)、社内で新しい職務に就く機会(20%)を企業に求めている。

 職場環境が変化する中、優秀な人材を確保、育成していくために、企業は従業員の要望に今まで以上に応えていくことが求められており、テクノロジーを活用してより優れたサポートを提供するようになっている。75%が自身の将来設計をするためにテクノロジーを活用したいと考えており、具体的な用途としては、新しいスキルを習得する方法の推奨(28%)、今後開発が必要なスキルの特定(27%)、キャリア目標に向けた次のステップの提示(25%)と回答している。また68%は、AIによる推奨に基づいて仕事に変化を起こしたいと回答。72%が、AIは人間の担当者よりもキャリアアップを効率的に支援できると考えている。支援の具体的な方法としては、先入観のない推奨を提供すること(40%)、現在の自分のスキルに合う新しい仕事を見つけること(26%)、キャリアに関する質問に迅速に回答すること(24%)と回答している。

 一方で、キャリア開発においては、まだ人間が重要な役割を担っていると考えられており、人間のほうが優れている点として、個人の経験に基づいた助言(39%)、長所・短所の特定(34%)、履歴書では分からない個性に適した役割の推奨(25%)と回答している。90%が、自身の所属する企業は従業員の要望にもっと耳を傾ける必要があると考えており、42%は、AIなどの高度なテクノロジーを利用してキャリアアップをサポートしてくれる会社には、留まる可能性が高いと回答している。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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