OKANは、提供する人材の活躍・定着支援サービス「ハイジ」を、「ハタラクカルテ」に名称変更した。これを機に、課題の特定だけでなく、その対策を含めた支援も進めていくという。
ハイジは、2019年7月より正式にサービスを開始。離職要因の8割以上が「ハイジーンファクター(自身の健康状態、家庭との両立、同僚との関係、職場環境など、損なわれることで仕事の不満につながる要因)」であることに着目し、働き続けられる組織づくりを目指した研究・開発を続けてきたという。
名称変更後のハタラクカルテでは、従業員アンケートとレポートによって、人材定着と関連の深い組織の課題を数値化することが可能となっている。PC/スマートフォンによる51問の質問回答を基に15項目で分析し、部署・年代・性別などのカテゴリでスコアを作成するほか、課題の改善までをサポート。アンケート集計、レポート分析などを閲覧する基本的な機能のほか、対策提案や施策推進などを伴走型で支援する。これにより、根本的な課題の解決を目指すとしている。
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