SmartHRが運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」は、Okta Japanが運営する7300以上の事前連携アプリケーションテンプレート群「Okta Integration Network(OIN)」と、SCIM(System for Cross-domain Identity Management)[1]によるシステム連携を開始した。
同連携によりSmartHRの導入企業は、SmartHRに登録している人事情報に基づいて、Oktaのアイデンティティ管理・認証基盤プラットフォーム「Okta Identity Cloud」で管理しているアプリケーションのアクセス権の作成・更新・停止などのアカウント管理を自動化できる。
具体的には、従業員の人事情報に基づいて、業務で使用するアプリケーションのアクセス権を自動的に割り当てたり、従業員が退職した情報を基にアクセス権を自動で停止することが可能。手作業によるアカウント管理が不要となり、システム管理者の負荷を軽減するほか、アクセス権の更新漏れによる情報漏洩のセキュリティリスクも低減するという。
[1]複数のクラウドサービスやシステム間でアイデンティティ情報のやり取りを自動化するための標準規格
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