セレクションアンドバリエーションは、エンゲージメントと転職意向の関係性について分析し、その結果「エンゲージメントと転職意向推移から見る国別の特徴 いずれも低い日本の不思議」を発行した。
同社は、Gallup”State of the Global Workplace2022 Report”をもとに、エンゲージメントと転職意向の関係性について分析。今回の分析対象として日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツの6ヵ国を選択した。その結果、エンゲージメントの高さが転職意向と比例する傾向が見えたという。特に日本においては、エンゲージメントが先進諸国の中でも際立って低いにもかかわらず転職意向が小さいという不思議な状況が判明した。
同社は、この関係性について、「エンゲージメントが向上すると転職する人が増える」ということではなく、「転職があたりまえの国々でエンゲージメント向上に向けた諸施策を各企業が徹底している」という読み方をすべきだろうと推論している。
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