Cheerは、24卒を対象とした「就職活動に関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査対象:CheerCareerユーザー230名
- 調査期間:2022年9月29日~10月14日
24卒全体の19.8%が本選考に進んでいる
24卒の学生に現在の活動状況についてアンケートを実施したところ、最多は「短期間のインターンに参加している」で、全体の44%となった。昨年からオンラインが主流となったことで長期間のインターン参加者は大きくは伸びていない現状がある。また、現時点でインターンではなく選考に進んでいる学生が17.6%となっており、6人に1人以上が本選考中という結果が出た。9月末から10月上旬にかけてアンケートを実施したため、早い学生は夏休みが明ける前にエントリーをしていることになる。
選考フローは3次選考までが理想という結果に
24卒学生に選考フローの長さについてヒアリングしたところ、応募意欲が減退する長さとしては「4次選考」という回答が最も多く半数近くの結果となった。フローを構築する際は、3次選考までを想定することが理想的と考えられる。
内定者フォローで学生が望むもの、最多は「懇親会」
学生が内定者フォローとして求めているものをヒアリングしたところ、最多となったのは「内定者懇親会」だった。その次に多かったのは「内定者インターン」で、ほぼ半数となっている。共通して「どんな人と働くのか」がポイントと考えられるため、現場社員とどのような接点を設けるかが重要な条件といえそうだ。
なお、同調査の結果データは、CheerCareerのWebサイトからダウンロードできる。
【関連記事】
・企業の43%が「24卒内定出し」を2023年3月より前に開始、新卒採用の早期化が明らかに―ジェイック調べ
・24卒学生の半数以上が「成果に応じた給与体制」に魅力を感じると回答、7割が「ジョブ型採用」に興味―学情調べ
・4割の企業が24卒の選考開始時期を「早める予定」、採用予定数を「増やす」が「減らす」の5.7倍に―学情調べ