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アルバイトにおける求人・求職ニーズはともに前年比増、一方で人手確保に苦戦する職種も―マイナビ調べ

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 マイナビは、「非正規雇用市場における採用・求職動向レポート(22年9-10月)」を発表した。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査期間<企業>2022年11月1日~11月2日 <個人>2022年11月1日~11月7日
  • 調査方法:Web上のアンケートフォームより入力
  • 調査対象<企業>従業員数10名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、自社の採用方針を把握している人のうち、自社の非正規雇用労働者の採用方針について把握しており、直近2ヵ月以内に採用活動を行った、または新規採用を行った人 <個人>全国の15~69歳の男女(中学生を除く)のうち、直近2ヵ月以内に非正規雇用の仕事を探した人

 企業の求人ニーズ(次月以降にアルバイトの採用活動の予定がある企業の割合)は23.0%(2021年9-10月比:+2.5ポイント)、個人の求職ニーズ(「次月以降の新しいアルバイトをすでに探している求職者」+「探すことを検討中の求職者」の合計)は18.4%(2021年9-10月比:+0.7ポイント)だった。年末に向けアルバイトの採用活動・求職活動が活発化する様子がうかがえる(図1)。

【図1】企業の次月以降の求人ニーズ/個人の次月以降の求職ニーズ<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図1】企業の次月以降の求人ニーズ/個人の次月以降の求職ニーズ
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 企業の求人ニーズが高い職種は、「オフィスワーク」が26.7%で最も高く、次いで「工場・倉庫・建築・土木」が22.3%だった。一方で、個人の求職ニーズの高い職種では、「オフィスワーク」が20.4%で最も高く、次いで「販売・接客・サービス」が17.2%となった。

 企業の求人ニーズと、個人の求職ニーズの乖離が最も大きい職種は「工場・倉庫・建築・土木」で16.3ポイント差、次に「医療・介護・保育」が14.9ポイント差で、どちらも求人ニーズが求職ニーズを上回った(図2)。

【図2】<職種別>次月以降のアルバイト求人ニーズ/次月以降のアルバイト求職ニーズ<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図2】<職種別>次月以降のアルバイト求人ニーズ/次月以降のアルバイト求職ニーズ
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 年末に向け、アルバイト市場が活発化することが予想されるが、職種により求人・求職のニーズが上手くマッチせず、人手確保に苦戦するであろう職種が見て取れる結果となった。

 また、2022年9~10月にアルバイトの仕事を探した人の希望下限時給の平均は1091円、一方で、企業のアルバイト募集時給の平均は1082円となり、9円ほど求職者の時給ニーズを満たしていなかった。

 職種別で比較すると、企業の募集時給より個人の希望下限時給が高いのは、「飲食・フード」で+59円、次いで「オフィスワーク」で+6円となった(図3)。飲食業界では人材確保が難しい状況が続いているが、アルバイト求職者の希望下限時給に満たない募集時給となっていることが一因と考えられる。

【図3】企業の募集時給と個人の希望下限時給の比較(数値回答)<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図3】企業の募集時給と個人の希望下限時給の比較(数値回答)
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 現在スポットワーカー(数時間単位の超短期雇用者)を採用している企業は16.9%、業種別では「ソフトウェア・通信」で28.8%と最も高く、次いで「飲食・宿泊」で23.8%となった。

 また、今後採用意向がある企業は38.2%で、業種別では「ソフトウェア・通信」が44.2%で最も高く、次いで「飲食・宿泊」で42.9%となり、現在の採用率が高い業種で今後の採用意向も高い結果となった(図4)。

【図4】スポットワーカーの採用実績と今後の採用意向<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図4】スポットワーカーの採用実績と今後の採用意向
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 スポットワーカーを採用したい理由としては、「即戦力人材獲得のため」が37.4%で最も高く、次いで「人件費削減のため」が34.2%、「突発的な欠員に対応するため」が29.5%となった(図5)。業務の繁閑差対応や急な勤務シフトの変更などによる人手不足を補いたい企業は、スポットワーカーに即戦力としてのスキルを期待している様子が見受けられる。

【図5】今後、スポットワーカーの採用をしたい理由
【図5】今後、スポットワーカーの採用をしたい理由

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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