Works Human Intelligence(WHI)は、企業が提供する研修・教育支援に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査期間:2022年10月5日~10月7日
- 調査対象:従業員数500名以上の企業に勤務する会社員1082名
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:1082名
研修・教育施策の満足度について、「満足している」と回答したのは45.8%となり、半分以下にとどまった。
企業の研修や学びが仕事やキャリアに活かされていると回答したのは38.6%となった。
また、「会社の一員であることを誇りに思いますか」という質問への回答と「現在お勤めの企業における研修や学びは仕事やキャリアに活かされていますか」「現在お勤めの企業の学びの支援に満足していますか」への回答をクロス集計し、「会社の一員であることを誇りに思っていること(=エンゲージメント)」と「研修や学びは仕事やキャリアに活かされているという実感」「企業の学び支援への満足度」の間に相関関係があるかを調べた。
その結果、「現在お勤めの企業における研修や学びは仕事やキャリアに活かされていますか」「現在お勤めの企業の学びを支援に満足していますか」について「はい」と回答した人は「いいえ」と回答した人より、「会社の一員であることを誇りに思う」に対して「強く思う」「思う」と回答する割合が高くなった。
この結果から、自分の働いている会社に誇りを持ち、エンゲージメントが高い人ほど、企業からの学びの支援に満足し、学びが仕事やキャリアに活かされているという実感が強いことが分かった。
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