プラスアルファ・コンサルティングは、タレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下、タレントパレット)」と、グローアップの新卒ダイレクトリクルーティングサービス「キミスカ」の連携を発表した。

今回の連携により、タレントパレット上に蓄積された活躍社員の適性検査傾向やスキル特性、価値観などと、キミスカに登録された就職活動中の学生のデータをマッチングさせることで、面接官の経験や勘に依存しない、データに基づいた、より自社で活躍できる学生に効率的にスカウトできるようになるという。
具体的には、キミスカに登録した学生はタレントパレット標準搭載の適性検査(TPI)を受検済みのため、自社の企業文化にマッチした学生として、活躍社員の性格特定に類似した学生の抽出や、職種別やハイパフォーマー社員など特定の社員群に類似した学生の抽出が可能。抽出できた学生に対して、その場でスカウトメールを送信し、候補学生とのやりとりが実施できる。スカウトを受けてエントリーした学生の選考管理は、タレントパレット上の採用管理機能で進められる。
また、採用管理機能では、エントリー学生とのやりとりを行うマイページやチャットの設定、説明会のスケジュール管理、面談設定や選考管理、内定者フォローといった一連の採用業務の効率化を実現。加えて、年度をまたいだ過去の応募者・内定者のデータも蓄積できるため、母集団形成から内定承諾に至る各種施策の効果測定を分析し、採用戦略の振り返り・改善に活かすことが可能だとしている。

なお、プラスアルファ・コンサルティングは、キミスカサービス利用企業に対して、タレントパレットの採用管理機能を単体で利用できるセットサービスもリリースするという。
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