コグニティは、志望動機・自己PR評価をフェアに評価できるサービス「COG-ESSAY」を発表した。
同社はこれまで、自社の採用活動において志望動機や自己PR文をAI技術で分析し、候補者の評価や部署・職務の適性判断などを行ってきたという。今回発表したCOG-ESSAYは、この同社の技術を商品化したもの。
COG-ESSAYの分析項目は次のとおり。
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- 対象1件ごとに出す個別分析
- 対象者ごとの特性・注意点を把握できる。
- 特性
- 記述方法から、性格特性や注意点を検出する。
- 文章量
- 文章の長さ
- 利用文字の特性(文字種比率)
- 敬体(です・ます)・常体(だ・である)比率
- 話題構成比率
- 話題構成・論理性
- 記述内容から、判断基準や懸念点を検出する。
- 主な主張と背景理由
- ファクト・数値によるエビデンス一覧
- 具体的エピソード一覧
- 不確実性の高い話題一覧
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- 複数の項目を対象とする総合分析
- 採用の傾向把握や今後の方針決定に役立てられる。
- パターン分析
- 社内評価(例:定着状態・成績)の差と、文章特性の傾向分析
- サマリー化・定点観測
- 1ヵ月ごとの対象の一覧化
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