iCAREは、これまで蓄積してきた30万人の健康データと専門家との共同調査の結果を活かし、「Carelyエンゲージメントβ版」を開発し、10月23日より提供開始する。
Carelyエンゲージメントは、働きやすさ・働きがいも含めたエンゲージメントの支援に健康の専門家の知見を反映し、管理職主体で社員1人ひとりのニーズを踏まえたきめ細かい対応を進めることで、組織のパフォーマンスを最大化するサービス。管理職のマネジメントやコミュニケーションを支援し、社員のエンゲージメント戦略につなげることで企業の人的資本経営を支援する。
Carelyエンゲージメントの特徴は次のとおり。
- 管理職が自走できるUI設計
- エンゲージメントの低下要因の中でも重要な項目に絞り込み、自動アラートなどで優先課題を分かりやすく明示する。スキルや経験年数に左右されずに、管理職が改善策を実行しやすい設計となっている。
- 実名性サーベイにより1人ひとりの状態を具体的に把握
- 効果的な施策を検討するためには、年代・性別・価値観・働き方など多様な社員の状態を具体的に把握することが不可欠だと考え、組織の平均値しか分からない匿名性サーベイではなく、実名性のサーベイを採用している。
- フォロワーシップタイプに合わせた対応を支援
- エンゲージメントの変化要因となる社員の「フォロワーシップタイプ」をサーベイにより特定し、エンゲージメント改善のための適切な支援のアドバイスを提示する。一律の対応ではなく、1人ひとりの価値観やニーズを踏まえた適切な対応により、施策の効果を高める。
- 身体的・精神的な健康課題を専門家が支援
- 専門知識が不可欠な健康面への対応について、原因の分析・情報提供、人的な支援などをiCAREの専門家がサポートする。
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