パソナグループは、メタバース空間を活用した福利厚生サービス「パソナ・ファミリータウン」を12月1日より開始する。
パソナ・ファミリータウンでは、グループ企業の社員やエキスパートスタッフ(派遣登録社員)を対象に、多様な人とつながり合うコミュニティを通して、さまざまな福利厚生サービスをメタバース空間で提供するという。
同サービスの概要は次のとおり。
- 開始:12月1日
- 対象:パソナグループの社員、グループ各社を通じて就業中のエキスパートスタッフ[1]
- 目的:メタバース空間上のさまざまなコミュニティで交流しながら、リスキリングやスキルシェアリングを行い、心豊かな生活を創造する「ソーシャル・ワーク・ライフバランス」の実現を目指す。
- 費用:無料
- コミュニティ:次のとおり。
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- “つながる”コミュニティ
- 利用者が趣味や特技でつながり、お互いのスキルを活かして支え合うスキルシェアリングや、社会貢献活動への参加ができる。
- 活動例
- 陽だまり場(他者へのサポート依頼、自身のスキル提供)
- 社会貢献活動(CSR広場、地域別情報発信、座談会)
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- “働く”コミュニティ
- グループ各社の仕事情報を集約し、メタバース上で利用者に合った仕事を案内する。また、「アバターキャリアコンシェルジュ」を活用した個別のキャリア相談も可能。
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- “学ぶ”コミュニティ
- ワークライフファシリテーター[2]のサポートのもと、パソナグループが有する研修コンテンツを活用しながら、仲間と学び合いスキルアップ・リスキリングが可能。
- 研修コンテンツ例
- PASONA CAREER COLLEGE(PC、語学、貿易、経理、ITなどのe-ラーニングや研修)
- Career Step Program(適性検査、強みの把握、キャリアビジョン登録など)
注
[1]: 第1弾としてグループ各社の「社員」「プロ社員」を対象に開始。その後、対象を「無期雇用社員」「長期就業中の全スタッフ」へと拡大予定。
[2]: キャリアコンサルティングだけでなく、育児や介護などのさまざまなライフイベントに関する専門知識を持ち、キャリアとライフの多様な相談に対応する専門家。
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