HRテック事業「ピアボーナスUnipos(以下、Unipos)」を提供するUniposは、コミュニティ「カルチャー共創本部」を発足すると発表した。
人的資本開示が義務化される中、人的資本は開示にとどまらず、活用・改善をセットで考える必要があり、一人ひとりの力を活かしきる組織風土づくりが欠かせないという同社。これまで企業が組織風土改革のプロジェクトに取り組む様子を、Uniposのサービス提供を通じてサポートしてきた中で、組織風土づくりには大きく以下2つの課題があることが分かったという。
- 情報不足:実際に組織風土改革が成功した事例などが広くシェアされていない
- 人脈不足:社外の人との接点がなく、同じ課題を持つ仲間とつながれず孤独感や閉塞感を覚えやすい
Unipos導入企業は、人的資本開示が義務化される以前から、組織風土改革に取り組んでおり、その中には、実際に組織を変革させ、イノベーションが創出された事例や、組織課題を解決した実例も多くあるという。同社は、そのナレッジと知見を持った人同士がつながれば、これまで各企業が単独で行うしかなく暗中模索になりがちだった組織風土づくりを、同じ挑戦を続ける人々全員で推進できるようになると考え、Unipos導入企業向けコミュニティとして、カルチャー共創本部を発足した。
同コミュニティの発足により、組織風土改革に取り組む人々の力と想いを最大化できるようにサポートするという。
カルチャー共創本部が今後予定している活動例は以下のとおり。
- 【仲間と創る】組織風土改革に挑む企業同士でノウハウを共有し合える:オンラインツール「commmune」を用いたコミュニケーションの場の提供、組織風土づくりの成功・失敗事例の共有
- 【未来を考える】組織づくりに必要な情報や機能開発のアイディア出しができる:参加者限定のミートアップやイベントの開催、Uniposのサービス開発や活用に関してコミュニティ全体でのアイディア出しの実施
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