SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Summer

2024年7月25日(木)10:30~17:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

「2025年卒企業新卒採用予定調査」を発表、76.6%の企業が「厳しくなる」と予想—マイナビ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 マイナビは「マイナビ2025年卒 企業新卒採用予定調査」を発表した。同調査は、企業の新卒採用に対する意識や採用活動全体の動向を把握することを目的に、2001年(2002年卒)以来、毎年実施されている。

【調査概要】
  • 調査期間2024年2月1日~2月14日
  • 調査方法採用・育成・組織戦略の課題に寄り添うマイナビ運営の情報メディア「HUMAN CAPITALサポネット」会員にメールマガジンにて案内。ならびにマイナビ2025利用企業担当者宛にメールマガジンにて案内
  • 調査機関株式会社マイナビ
  • 有効回答数1842社(上場 146社・非上場 1696社|製造 712社・非製造 1130 社)

※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある。

 マイナビは同調査の結果について、以下のように述べている。なお、調査結果の詳細はこちらで確認できる。

採用予定数は前年並み。新卒採用の理由は「目下の人手不足解消」へ変化

 25卒の採用予定数は文理ともに「前年並み」が増加した(文系:55.6%/前年比3.0ポイント増、理系:56.9%/前年比4.6ポイント増)。これまで2年連続で採用数を「増やす」と回答する企業が増加していたが、25卒は前年比減となった(文系:前年比4.4ポイント減、理系:前年比4.7ポイント減)。採用充足率が年々低くなる中、採用予定目標数はこれ以上増やせない状態まで達していると予測される(図1・図2)。

図1:採用予定数
図1:採用予定数
図2:採用予定数(経年比較)
図2:採用予定数(経年比較)
[画像クリックで拡大表示]

 新卒採用実施の理由の変化を見ると、「将来の幹部候補・コア人材の確保」が3年連続で減少する一方で、「退職者の増加」や「前年に新卒を採用できなかったから」は増加している(図3)。

図3:新卒採用実施の理由(経年比較 上位7項目を抜粋)
図3:新卒採用実施の理由(経年比較 上位7項目を抜粋)
[画像クリックで拡大表示]

 景気の回復に伴って転職市場が活発化し、転職者が増えたことによる欠員を新卒採用で補う企業や、新卒採用活動を毎年は行っていないものの、前年の採用難で今年度も再度新卒採用を実施することになった企業が増えていると見られる。将来の幹部候補やコア人材としての新卒採用は減少する一方、目下の人手不足解消のために新卒採用を実施する企業が増えているようだ。

76.6%の企業が25卒採用は「厳しくなる」と予想。要因は「新卒学生全体数の減少」

 採用環境の見通しについて、「厳しくなる」と回答した企業は76.6%(「非常に厳しくなる(22.8%)」+「厳しくなる(53.8%)」)だった。文理それぞれの見通しについても、「厳しくなる」と予想する企業が3年連続で増加しており(文系:68.5%/前年比19.4ポイント増、理系:69.2%/前年比18.8ポイント増)、採用に苦戦すると考える企業がさらに増えている様子が分かる(図4)。

図4:採用環境の見通し(経年変化)
図4:採用環境の見通し(経年変化)
[画像クリックで拡大表示]

 「自社の新卒採用が厳しくなっている要因」について聞いたところ、「新卒学生全体の数が減っていること(70.8%)」がトップとなり、「新卒採用をする企業が増えていること(53.1%)」が続いた。少子化によって減少している新卒学生に、多くの企業がアプローチし合う図式になっていることが、採用に苦戦する要因だと捉えていることが分かった(図5)。

図5:自社の新卒採用が厳しくなっている要因はどのような点だと考えているか(上位10項目)
図5:自社の新卒採用が厳しくなっている要因はどのような点だと考えているか(上位10項目)
[画像クリックで拡大表示]

上場企業の約半数が初任給をすでに引き上げており「さらに引き上げを行う予定」

 給与の引き上げについて聞いたところ、初任給の引き上げを行う予定の企業は合計で47.2%だった。詳細を見ると「現時点ですでに引き上げており、さらに引き上げを行う予定」が全体の34.5%、上場企業では49.3%で最多となった。上場企業の約半数が初任給のさらなる引き上げを予定していることが分かった(図6)。

図6:初任給の引き上げについて
図6:初任給の引き上げについて
[画像クリックで拡大表示]

 また、基本給についても同様の傾向が見られ、引き上げを行う予定の企業は合計で48.8%となっている。前述のように、新卒採用実施の理由として退職者の増加を挙げる企業も増えていることから、採用におけるアピールという理由だけでなく、待遇改善により現職社員の定着も目指していると考えられる(図7)。

図7:基本給の引き上げについて
図7:基本給の引き上げについて
[画像クリックで拡大表示]

【関連記事】
今年度の採用人数は「キャリア採用だけ増やす」企業が3割 新卒は「前年度並み」の傾向—ヒューマネージ調べ
新卒エージェントサービス「ワンキャリア新卒紹介」を開始 50万件以上の企業情報を活用—ワンキャリア
新卒の初任給を引き上げると発表 25年度は4年制大学卒で月給28万5000円—Sky

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/5530 2024/02/28 08:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年7月25日(木)10:30~17:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング